今回は雨パの代名詞、キングドラについて考察します。
もう何番煎じかわからないレベルですが、自己満と復習も兼ねているので悪しからず^q^
H75 A95 B95 C95 D95 S85
現在の環境では、控えめCS眼鏡の、流星/竜波/ハイポン/波乗りor寝言が8割程だと思います、あとは珠を持たせて身代わりをいれる型が入る程度でしょうか。実際これらがキングドラのスペックを最大に活かす型だと思います。
あくびやみがしば型はほぼ切っていいでしょう。それにこれらの型は不意打ちではありますが、その場で立ち回りで十分対応できる決定力の低いものだと思います(逆にこれらをうまく使いこなせれば強者かもしれませんが・・)。
しかし、使用者は少数ながら無限の可能性を秘めている型があります。
それが物理龍舞グドラです。
ちなみに自分は物理グドラしか使ったことがありません。一種の拘りでもありますが・・
ではまず物理型特殊型のメリットデメリットはどんなものがあるでしょうか
●特殊(主に眼鏡を対象とする)
メリット
・瞬間火力がでる
・火力が非常に高いので半減でも甘い耐久ならゴリおせる
デメリット
・外れる←これは致命的
・天候に大きく依存する
●物理
メリット
・命中が安定する
・怯み2割というおいしい保険がある
・天候に依存しなくても戦える
デメリット
・火力がない、まじでない
・一回舞う必要があるので隙がある
こんな感じです。主なものをあげました。
特殊の火力は実際すさまじいです、これが癖になって雨パを使っている人も多いのではないでしょうか。
しかしハイドロポンプの命中率は8割です、もう一度いいます、8割です。
つまり特殊グドラは強いですが運負けする可能性が常に秘めているのです。ただ波乗りと両立にすることでそのリスクは減らすことができます。
これに比べて、物理グドラは決定的に火力に欠けます、しかし命中100%の安心感と、2割怯みのワンチャンが常に残っています。常に残る負け筋と、常に残る勝ち筋とでは全く異なります。
また、物理グドラの持ち物はよほど考えがない限りラム一択だと思います。珠やジュエルなどもたまに見ますが、ラムだと不意の事故(ウルガモスの特性発動など)にも対応でき絶対の安心感があります。これら以外の特殊な持ち物、たとえば粉や残飯などはそれなりのリスクを覚悟しましょう。
そして、これによって本来グドラに対する有効打であるボルトロスの電磁波テロを起点にすることができます。また、一般的な雨メタであるラッキーでも対面で起点にすることができます。これが物理グドラの一番の強みでしょうか。
また、龍舞によって天候を変えられることが痛手になりません。非雨天時でも相手の竜(非スカーフ)を抜かせるのは強みです。しかし有名なノオー+スカガブという組み合わせには注意しましょう。
余談ですが、BW環境まではキノガッサに対して後出しすることができましたが、テクニガッサの普及によってそれが不可能となりました。これはかなりのディスアドになります。。
*相性のいいトノの型について
雨パのグドラといえば、ニョロトノとの同時選出はほぼ絶対です。ニョログドラ+αとなります。
では特殊物理それぞれのグドラに対してどのような型のトノが相性がいいのでしょうか。
まずトノの型を思いつく限り列挙します。
スカーフ
ゴツゴツメット
水ジュエル
脱出ボタン
残飯
カゴねむ
雫プレート
眼鏡
襷がむしゃら
電気玉なげつける
腹太鼓物理
こんなものでしょうか、上に行くほどよく見るものになってます。下らへんは会ったら事故ですね。
スカーフと襷はCS基軸、残りはHB基軸となることが多い気がします。
まず最初に、スカーフトノと物理グドラは相性がよくなかったです。スカーフトノは眼鏡グドラと組み合わせてハッサムなどをクッションにサイクルを回して上からゴリ押ししていくという形でこそ生きるものだと思いました。
また、脱出ボタントノなどもそのようなサイクルの形に組み込めます、ハッサムのとんぼと同様に、グドラの無性降臨の手助けとなります。これらからわかるように、眼鏡グドラはサイクルの中で上から高火力を放っていく役割のポケモンであり、”3タテするポケモンでは無い”と言えます(どこかの記事にのっていた台詞なのですが引用元を忘れてしまいました・・)。
そして物理グドラの戦い方ですが、トノとαで2体で上手く受け回していって相手をほどよく削っていき、どちらかを死に出しでグドラを降臨して相手の残りを一掃するという形を自分はとっています。つまり物理グドラは”3タテするポケモン”だと言えます。ここでトノの滅びやα枠の電磁波などで起点にするというわけですね。
(また、これとは少しちがって壁構築に物理グドラを組み込むというパーティもたまにいます。自分も昔Hロトムで組んでましたが、ラティオスなどで貼れば面白いかもしれません。この場合はスカトノもいいと思います。)
上述したスタイルだった場合、トノはHB基軸で耐久に振った型が相性がいいという結論に至りました。たとえば
①残飯orゴツメ 図太いHBぶっぱ
②ジュエルorプレート 控えめH極のBD耐久調整残りC
などですね。
ちなみにこのαの部分は選択肢がいっぱいあるので、雨パを組む際はまずここを決めてから残りを決めましょう。一番無難なのはナットレイで、それ以外だとハッサムメタグロスサンダーキノガッサジバコイル・・などですね、ちなみに自分はラッキーを入れる事が多いです。ハッサムやグロスを選ぶと電気の一貫性が残るので気をつけましょう。
では最後に、物理グドラを軸にした自分なりの標準的な雨パを載せておきます。
ニョロトノ@雫プレート
ハイポン/波乗り/冷凍ビーム/滅びのうた
キングドラ@ラムのみ
滝登り/逆鱗/身代わり/龍の舞
ラティオス@拘り眼鏡
流星群/波乗り/寝言/龍の波動
ナットレイ@残飯
パワーウィップ/アイアンヘッド/電磁波/ステルスロック
ローブシン@オボンのみ
ドレインパンチ/マッハパンチ/ビルドアップ/冷凍パンチ
サンダー@ゴツゴツメット
10万ボルト/めざ氷/熱風/羽休め
では読んでくれてありがとうございました、今回はこのへんで・・(`・ω・´)