東京工科大学ポケモンサークル主催のAeroBlustCup、第7回キツネの社オフ、第1回あんこうオフに参加してきました。
3つとも同じ構築を使い、結果は次のようになりました。
AeroBlustCupベスト4(12人)
第7回キツネの社オフベスト8(94人)
第1回あんこうオフベスト16(54人)
3連続で予選を抜けれたということで、目立っていい成績はないですが安定した結果が出せたといえるのではないのでしょうか。実際かなり煮詰めていた構築なので結果に反映されて嬉しく思います。
技構成などは次のようになります。
ニョロトノ | 図太い | カゴのみ | 熱湯 | 毒々 | 眠る | 滅びの歌 | 雨降らし |
キングドラ | 意地っ張り | ラムのみ | 滝登り | 逆鱗 | 身代わり | 龍の舞 | すいすい |
ラティオス | 臆病 | 光の粘土 | りゅうのはどう | 10万ボルト | リフレクター | 光の壁 | 浮遊 |
ウルガモス | 臆病 | 虫のジュエル | 火炎放射 | 虫のさざめき | めざめるパワー地面 | 蝶の舞 | 炎の体 |
マンムー | 陽気 | 気合の襷 | 地震 | つららばり | ステルスロック | 吠える | 厚い脂肪 |
ローブシン | 意地っ張り | 残飯 | ドレインパンチ | マッハパンチ | 冷凍パンチ | ビルドアップ | 根性 |
今回仕様した構築は、9月の第3回MASTERS、第24回シングル厨で仕様した構築(http://d.hatena.ne.jp/cloudia220/20120917/1347899862)を改善したものです。MASTERS優勝からのシングル厨ブロック最下位という悔しい結果となったので、名誉挽回のため深く煮詰めることにしました。
また前回の記事ではアピール不足だったのですが、この構築はC7さんの壁+龍舞グドラ入り構築(http://eightfour84.blog.fc2.com/blog-entry-17.html)をリスペクトして作りました。ここに感謝の意を示したいと思います。
構成を見たらわかるとおり、マンムーでステロをまいたりラティで壁をはったりして積みポケ3体でタテるというシンプルな起点構築です。
あと今回意識したのは「ピングドラ」を活かすこと。この構築ではトノが見せポケとなっており3つのオフを通して3回くらいしかだしませんでした、グドラ選出はほとんどがピンでのものです。無天候下でも物理グドラは十分活躍できることが証明できました。
では個別解説に入ります。
1.ニョロトノ(fantasia) 図太い カゴのみ
H197(252) B(204) C116(44) D121(4) S91(4)
熱湯 毒々 眠る 滅びの歌
A204鉢巻カイリューのげきりん耐え
今回はほぼ選出しない見せポケ、ちなみにAeroBlustCupでは水ジュエル泥棒の型を使ってました。
後ろ5体では厳しい受けループや、メタモン、ナンス等を相手するときにだします、机上論だとラキムドーナンス等には勝てる構成となっております。
実際にやったわけじゃないのであくまで机上論ですが。
また育成に時間がなかったのでゴツメトノの冷ビアンコを毒眠るに変えただけで努力値はそれ用のものになっております。これは素直にHBぶっぱにしてもいいと思います。
あと、あんこうオフでは冷ビがなくて負けてしまったので滅びを冷ビにするのも視野かもしれません。
2.キングドラ(accelerand) 意地っ張り ラムのみ
H151(4) A160(244) B116(4) D116(4) S137(252)
滝登り 逆鱗 身代わり 龍の舞
ギミックとしては、パーティ全体でスイクンを呼ぶようになっておりかつマンムーがいることからスイクンが高確率で初手にでてきます、でてこなくても初手こちらマンムーと相手の龍などとの有利対面ならスイクンに引いてくるのでマンムースイクン対面がほぼ確実に実現します。ここでステロをまいて地震で削って、死に出しでグドラをだして起点にします。またスイクンが最速の場合はステロをまくだけで退場になりますが、最速スイクンは熱湯毒々みがまもという構成が多いので身代わりを一発で壊されず舞の絶好の起点となります。あとは最近はHCハイポンスイクンという耐久に甘えたスイクンが増えているのもありグドラで倒し易いです。
一回舞ってしまえば、環境にスカーフラティがほとんどいないことからラティには勝てます。ガブがいるときはできるだけ2舞するようにします。またカイリューやハッサムやブシンの先制技で倒されてしまったら後ろのブシンやウルガの起点にすることができます。
3.ラティオス(Atlantis) 臆病 光の粘土
H175(156) B101(4) C162(92) D131(4) S178(252)
龍の波動 10万ボルト リフレクター 光の壁
化身ボルトロスのめざ氷確定2耐え
壁込みでグドラの眼鏡流星群確定耐え
HSギャラを10万で確定1
両壁竜波はテンプレですが、普通ならめざ炎の枠が10万ボルトになっています。理由としては①パーティ全体で水を誘うので打点が高くなる②最速にすることで同速対決に勝ちやすくなる③これがないとギャラが重すぎる、などです。
通常の2ウェポン壁ラティはギャラの起点になるので、壁竜波を見た時点でギャラをだしてくる相手が多いです、それを確定で倒します。
ただ気をつけないとすぐ瞑想などの起点になるのでそこは要注意。
4.ウルガモス(Worlds end) 臆病 虫のジュエル
H167(52) B89(28) C186(248) D127(16) S155(164)
火炎放射 虫のさざめき めざめるパワー地面 蝶の舞
A182マンムーの地震+つぶて耐え
A182ガブの逆鱗耐え
準速ガブ抜き
2舞ジュエルさざめきでHBスイクン確定
1舞ジュエルさざめきで無振りガブ確定
サイコキネシスの部分をめざ地にしました。炎タイプでとまってしまうのが非常に不便だったのですが、めざ地にしたらとても使いやすくなりました。
また、ウルガの性格は控えめか臆病か非常になやみました。控えめだとバンギ等を落とせる乱数がかなり動きますが、臆病だとスカガブ等を舞って抜けます。とりあえず社オフでは控えめ準速で出場したところ案の定決勝トナメでスカガブ入りに負けてしまったので、あんこうオフは臆病個体で出場しました。陽気エッジスカガブには負けます←
あとステロ+一舞ジュエルさざめきでマンダが確定で落ちないのが辛いです。
5.ローブシン(Jigsaw) 意地っ張り 残飯
H209(228) A178(12) B120(36) D114(228) S66(4)
ドレインパンチ マッハパンチ 冷凍パンチ ビルドアップ
C161キングドラの眼鏡流星群確定耐え
ビルド1積みのドレイン+マッパで151-115キングドラ確定。
C182ラティオスの眼鏡流星群を光の壁込みで3連耐え。(食べ残しの回復込み4連耐え。)
C161キングドラの眼鏡雨ハイポンを光の壁とドレインの回復+食べ残しの回復込みで2耐え。
壁をはって積んだらほぼ3タテは確定する神ポケモン。気をつけるべきなのは鈍足ゆえに急所や一撃被弾の可能性が高いこと、あとはトリック、アンコ、滅びの歌等です。
Dにかなり振っているので、雨パ相手にはラティローブ選出を基本にしました(上の技には注意)。
6.マンムー(claymore) 陽気 気合の襷
H185 A182(252) B101(4) D80 S145(252)
地震 つららばり ステルスロック 吠える
こういう起点構築では襷がないと全く機能しないとシングル厨で感じたのでテンプレの襷を導入。そして礫の枠にはほえるを入れました。
環境が積みメインのものに変化していることから破りパルが増加していると感じ、それの起点防止となっております。
あとは対面で瞑想を積んでくるスイクンやとけるブルン、ビルドブシンや身代わり龍舞ギャラなど色々吹き飛ばせて役に立つ場面は多かったです。
ただ安易にほえると襷を潰して不利対面をつくるという悲しいことになります。
個別解説は以上になります。
基本選出は
①マンムーグドラウルガ
②マンムーグドラブシン
③マンムーラティブシン
④マンムーラティウルガ
などです。初手は基本マンムーで場合によってアタッカーを先発にしたりなど。
あとこれらでどうしてもきつい相手にトノをだしていきます。
この構築で気をつけなければならないのは、交換はあまり考えず死に出しなどをしてなんとしても不利対面を作らせないこと。たとえば襷が削れたマンムーと相手のラティが対面したらほぼ3タテされてしまうっていうこともありえます。
サイクル系の構築が好みだった自分がこの動きを覚えるのはとても苦労しました。
最後に、この構築が苦手なのはマンダ入り晴れパ、これに対しては解答がまだ自分の中ではっきりしてません。
あとこの構築は選出段階で相手はキノガッサがかなり出しにくいものとなっております。一応ガッサ相手にはグドラマンムーウルガのような常に有利対面とれる選出が多いですが、基本的にガッサはだされません。
最後に2日間の選出を書きます。ABCカップのはなくしました・・。
ニョロトノ●○
キングドラ●●●●●○○○
ラティオス●●●●○○○
ウルガモス●●●●○○○○
マンムー ●●●●●●●●●●○○○○○○
ローブシン●●●●●●○○○○
●:社オフ ○:あんこうオフ
最後まで読んでくれてありがとうございました!ではでは今回はこのへんで。>ω<。