第25回シングル厨に参加してきました。
結果はバンギラスブロックを6−3でブロック3位となり惜しくも予選通過ならずでした。
オフの前日に徹麻してたので対戦中に集中を切らしうっかりミスをして勝ちを落とすということがありホント大反省です。。以後は十分に睡眠をとってオフに臨みたいと思います。
ちなみに一緒に麻雀してたぱるうさんは準優勝になりました、おめでとうございます!!
今日使ったパーティ解説は次のようになります。
ニョロトノ | 控えめ | ハイドロポンプ | 波乗り | 冷凍ビーム | 滅びの歌 | 神秘の雫 | 雨降らし |
キングドラ | 意地っ張り | 滝登り | 逆鱗 | 身代わり | 竜の舞 | ラムのみ | すいすい |
ラティオス | 臆病 | 流星群 | 竜の波動 | めざめるパワー格闘 | トリック | 拘り眼鏡 | 浮遊 |
ハッサム | 腕白 | とんぼがえり | バレットパンチ | 羽休め | 寝言 | ゴツゴツメット | テクニシャン |
ラッキー | 図太い | 地球投げ | タマゴうみ | 電磁波 | ステルスロック | 進化の輝石 | 自然回復 |
霊獣ランドロス | 陽気 | 地震 | 逆鱗 | とんぼがえり | 馬鹿力 | 拘りスカーフ | 威嚇 |
まずパーティ作成の経緯を説明します。
このパーティを作るきっかけとなったのは、最近環境に増え始めた霊獣トルネロスの対処です。
基本的に雨パーティというのは飛行技が一貫しやすくなる傾向にあるので、飛行のメインウェポンを持つポケモンには苦戦を強いられます。特にナットレイを好んで使用する自分にとっては飛行高火力技は目の敵です。
しかし、先日のあんぐらオフでヒデキさんの霊獣トルネロス入り雨パがベスト4に躍り出たのを筆頭に環境にトルネロスが増え始めたと感じ、対策が必要だと感じました。
はじめはジバコイルの採用を考えていましたが、数値の低さから汎用性を見いだせず採用にはいたりませんでした。そこで、単純に数値でうけてやればいいという発想にいたり、ラッキーに目をつけました。
bw後期からはニョログドラナット中心に構築をくんでいたのですが、bw初期〜中期ではニョログドララッキーを好んで採用していたこともあり、今回久しぶりにこの3体を軸に構築を作ることに決めました。
ナット枠をラッキーにすることによってナットでは負担の重いユキノオー、ウルガモス、ヒートロトム、霊獣トルネロス等への解答になります、また自然回復による状態異常への耐性やタマゴうみという回復技も魅力的です。
逆に、ナットレイと違いカバドリマンムーガブ等の地面タイプ(後述するが電磁波持ちであるため)や、ガブカイリューオノノクスなどの物理竜への耐性は落ちました、これはとりまきでカバーしなければなりません。
次にこの3体以外のとりまきを決めるにあたって必要な条件を考えたところ、「ラッキーが不利な相手に対して後出しができること」となりました。過去の環境と違いラッキーが起点になりやすい環境となっているのでそこは重点的にカバーすることが必要です。
まず、ラッキー側から見て不利対面となる相手の中で主なものを列挙すると次があげられます
キノガッサ、ローブシン、カイリュー、ハッサム、パルシェン、悪巧みボルトロス、バシャーモ、ガブリアス、ドリュウズetc..
また、環境のトップメタであるキノガッサとローブシンはとくに意識する必要があります。
これらを後出しから対処できるポケモンを探したところ、最近のオフ環境でよく見るようになったゴツメハッサムを思いつきました。
数値が足りないのでかなりギリギリになってしまいますが、ガッサとローブを見れてかつカイリューもげきりんを固定させれば羽連打で役割をもてます。また、従来のゴツメハッサムの弱点だったブシンの炎のパンチも、雨状態にすることで一発耐えることができます。
もちろん不意の炎技以外にも、きあいパンチなど高火力技は二発受けきれず倒れてしまうことも少なくないです。しかし二発で倒れてしまってもゴツメダメや死に際のバレパンで後ろの圏内にいれてしまえば十分な役割を果たしたといえます。
ニョログドララッキーハッサムまで決まり、現時点での問題点①電気と格闘が一貫する②低速で固まってる、の2点を考慮すると自然にラティオスが入ってきました。悪巧みボルトやバシャーモに強いのも大きな理由です。
ここまでで5体が確定。この時点で重いものを列挙すると
バンギラス、ナットレイ、ドリュウズ、ハッサム、化身トルネロス・・
等が挙げられます。とくにニョログドラ以外がバンドリのカモなのでバンドリに厚いものにしたいと思いました。あとはまだ電気や格闘の一貫があるのでそこを押さえたいです。
これらのことを考慮すると最後に入ってきたのは霊獣ランドロスでした。また普通の型とは違いナットレイや風船ドリュウズへの打点としてばかぢからを入れてます。またそのためエッジを切ったので上述したトルネやギャラドスウルガサンダーなどが重くなりますが、トルネとギャラは威嚇でごまかしつつ後ろで処理して、ウルガとサンダーは後ろでなんとかできると思いエッジを切りました(そもそも他の技の優先度が高すぎて切れない)。
また威嚇によってラッキーハッサムトノ等の半端の物理耐久の底上げをすることができたのも恩恵として大きかったです。
では個別解説に入ります。
1.ニョロトノ 神秘の雫
ハイドロポンプ 波乗り 冷凍ビーム 滅びの歌
H191(204) B113(140) C144(164) D120 S90
182ガブリアスの鉢巻逆鱗最高乱数以外耐え
204バンギラスの鉢巻エッジ(153〜181)+砂ダメ一回最高乱数以外耐え
206-85以下の耐久のブシンを雨ハイポンで確定
177-100ハッサムを雨ハイポンで176〜208
自分がニョロトノの中で一番信頼している雫プレートトノです。ニョロトノの単体性能を一番引き出すのは水ジュエルかこの型だと思っています。
しかしどうしても数値の低さからハイドロポンプに依存してしまう型であるのは確かなので、ニョロトノについてはこれから考えていく必要があるかもしれません。
2.キングドラ
滝登り 逆鱗 竜の舞 身代わり
H151(4) A161(252) B115 D115 S137(252)
いつものですね、今回はわずかでも火力を底上げするべきだと判断したのでBDに4振らずに単純にぶっぱしました。
3.ラッキー 進化の輝石
地球投げ タマゴうみ 電磁波 ステルスロック
H325 B62(252) D151(204) S77(52)
麻痺した[+2]準速ウルガモス抜き
A121FCトルネロスの珠馬鹿力2連耐え([+0]154〜182[-1]102〜122)
ラッキーは小さくなるものを除けばこれが一番強いと思っています。今回はパーティ全体で低速で固まってるので自然と電磁波になります。
ただ相手にドリュウズやガブリアス等の剣舞する電磁波無効がいるときはなるべくださないようにしたいです。
4.ラティオス 拘り眼鏡
流星群 龍の波動 めざめるパワー格闘 トリック
H156(8) B101(4) C181(248) D130 S177(248)
めざ格
175-181バンギラス砂下で163〜192
181-165ナットレイ88〜104
172-91エアームド79〜94
今回の地雷枠、バンギムドーナットを中心にドランノオーパルにも一貫するめざ格闘ラティ。
技構成ですが、まずあらゆる場面で重宝するトリックをいれました、これによって道具は自然に拘り眼鏡となります。次に連射の効くメインウェポンの龍の波動、構築全体的に火力に欠けるので瞬間火力の高い流星群が確定。
そしてラス枠ですが、この時点でナットレイの突破がほぼ不可能なのではじめはめざ炎を考えていました。しかしパーティ全体を見たらわかるとおりバンギラスに薄く、特にバンギムドーの並びが非常にきついという理由から最終的にめざ格闘を入れました。一応バンギムドーはトノで一貫は取れますがトノは単体での数値が低いので依存することができません。余談ですがラティのめざ格闘は火力は低いですが一貫が取りやすく削りに最適という印象でした。
また最速でないラティオスは個人的に嫌いですが、キングドラハッサムラッキーなどラティに強いコマが揃ってるので最速でなくてもいいと判断しました。
主な使い方はバンギムドーのムドーと対面させてめざ格を一貫させます。ASバンギラスですら確定で落ちないのは辛いですが、そのあとも追い打ちと噛み砕くとで択ができるので確率的には一応こちらが有利択となります(かなり妥協した確率ですが・・)。
ダメージ量でスカーフか耐久振りかが判断できるので、スカーフじゃなかったら連打すれば落ちます。
また配分は少しでもバンギを落とす乱数を高くするためぶっぱ。
5.ハッサム ゴツゴツメット
とんぼがえり バレットパンチ 羽休め 寝言
H177(252) A150 B167(252) D101(4) S85
A211ちからずくブシンの珠炎のパンチ雨下で122〜144
A211根性ブシンの火炎玉ドレパン81〜96
A204カイリューの鉢巻逆鱗62〜73
今回の構築の肝、構築を回していて思った以上にいい働きをしてくれました。
ガッサの身代わりを破壊しつつ後続につなげるとんぼがえりは確定、ゴツメと相性がよく場持ちをよくするはねやすめも確定。
パーティに他に先制技持ちがいないためバレットパンチもほぼ確定となりラストの枠が剣の舞と寝言の選択になるが、寝言がないとカバのあくびやレパガッサをごまかせないのと、きあパンガッサに一方的にやられるので寝言を選択しました(寝言あっても突破しずらい相手ですが)。
これによって上記のポケモンに出せる駒になりましたが突破力が落ちナットレイ等に対してジリ貧となります。
あと突破力がないため回復ソースをもつポケモンやビルド持ちは倒せません、なのであくまでもクッションや削りとしてのポケモンと割り切る必要があります。
6.霊獣ランドロス 拘りスカーフ
地震 逆鱗 とんぼがえり 馬鹿力
H165(4) A191(204) B117(52) D102(12) S155(236)
182ガブリアスの[−1]逆鱗を最高乱数×2以外2発耐え
182ラティオスの流星群を最高乱数以外1発耐え
185-116ガブリアスを地震で確定2発
準速ガブリアス抜き
脱出雨ではテンプレの配分、前回は逆鱗を切ったのでASにしましたが今回は竜を仮想敵にしてるのでこの配分にしました。
エッジを抜いたことで飛行タイプがとてもきつくなりますが、サンダーキッスFCトルネなどはラッキーで処理できるし、化身トルネも威嚇をいれればラッキーの後出しが可能となります。ランドで処理しなければならない場合は後続で逆鱗の圏内にいれる必要があります。
パーティ解説は以上です。
またこの構築が苦手なのは化身ボルト、パル、珠ッサム、ギャラ等です、案外メジャーどころがきついので改善の必要があると思います。
長くなりましたが読んでくださってありがとうございました、今回はこのへんで。
ではでは。>ω<。