微粒オフ&ゆいおふ使用パーティ「眼鏡キュウコン入りスタン」

微粒オフ、ゆいおふで使用し、微粒オフで準優勝した構築です。


キュウコン 臆病 オーバーヒート 火炎放射 ソーラービーム 寝言 拘り眼鏡 日照り
クレセリア 図太い サイコキネシス 冷凍ビーム めざめるパワー炎 月の光 ゴツゴツメット 浮遊
ガブリアス 意地っ張り 地震 ストーンエッジ 逆鱗 ダブルチョップ 拘りスカーフ 鮫肌
テラキオン 陽気 インファイト ストーンエッジ みがわり 剣の舞 ラムのみ 正義の心
メタグロス 意地っ張り コメットパンチ バレットパンチ めざめるパワー炎* 大爆発 命の珠 クリアボディ
化身ボルトロス 臆病 10万ボルト めざめるパワー氷 みがわり 電磁波 残飯 悪戯心

*微粒オフでは地震、ゆいおふでは雷パンチ

今回は今までと打って変わって晴れパを使用することにしました。

きっかけは、関西のポケモントレーナーであるもちがスカイプでいきなり「晴れパ組んでくれ」と聞いてきたことです。最初は2人で晴れを作ってオフにでようという流れだったのですが、彼はレパルドーブルに浮気を始めてしまったので自分は晴れででようと思って構築を作りました。

1ヶ月以上考えていたにも関わらず結局微粒オフ当日の朝に完成というかなりギリギリとなったのですが、なんとオフの最高成績である準優勝という結果に終わることができました。しかも古参の強者が多く集う微粒オフというオフでこの結果は非常に嬉しく思いました(急所や同速勝ちなど運要素が多かった気がするのは内緒)。

そして晴れを調べるにあたっていろんな人のブログをめぐりましたが、てんくゎんの晴れパ(http://d.hatena.ne.jp/KaNN_PT/20130101/1356968485)があまりに完成度が高すぎて考えれば考えるほど彼の構成に近づいて言って最終的にはかなり近いものとなりました。
そこらへんを了承しつつ見てもらえば幸いです。

では構築の解説に入っていきます。

まず晴れパといっても、コンセプトは色々な種類があります、たとえば

キュウコンクレセラッキーのような受け回すメインの構築
②砂ガブを入れてバンギラスを誘って起点にする逆電磁波砂
③ノオーガブのようなスカーフ龍を入れてげきりん圏内に削って最後にタテるようなスタン的構築
フシギバナドレディアのような葉緑素アタッカーを入れた攻撃的な晴れパ

これらが主なものでしょうか。
今回自分は③のタイプを選びました、理由としては

・今の環境はラッキーが非常に動きにくく(そもそも起点になりやすい)受け回す構築はほとんど機能しない。
・逆電磁波砂はユウキさんの構築(http://d.hatena.ne.jp/yuki_rotom/20121008/1349709462)が完成されすぎてて、これの改悪になるかこれに行き着いてしまうだけだと感じたから。
葉緑素アタッカーは炎タイプがいない上に数値が低いものが多いので実用性は薄いと感じたから。

これらのようになります。
よって今回はコンセプトとして、晴れに依存するのではなくキュウコンで相手の天候や水技を妨害しつつスカーフ龍をはじめとする裏のポケモンで上から一掃していくことを意識して構築を組みました、よって構築名も晴れパではなく眼鏡キュウコン入りスタンパとしています。またパーティ全体で水が一貫するようになっているのもキュウコンを選出しやすくするためです。

次に6匹作成の経緯です。

最初に決まったのはもちろんキュウコン、型ですが、キュウコンの型で十分な単体性能を持つ者は眼鏡型と催眠悪巧み型の2種類だと思って、今回は自分が低命中が嫌いなのとてんくゎんへのリスペクトをこめて眼鏡キュウコンを採用しました。

次にほぼ確定ではいってくるのはクレセリア、これは思考停止でゴツメ月光型としていますがそれで正解でしょう。

そして次にスカーフ龍枠、龍である必要はないかもですが一貫性を考えたらやはり龍が最適という結果になりました。
この枠は最終的にガブリアスとなりました、キノガッサ耐性があり自信過剰という優秀な特性のあるボーマンダも捨てがたいですが、地面龍という広い範囲と、なにより電磁波テロを無効化できることが化身ボルト全盛の現環境では優先的だと思いガブを選びました。

この時点で眼鏡キュウコン、ゴツメクレセ、スカーフガブが確定。穴を残りで埋めていく形となります。

この時点で特にきついのが

ヒードランバンギラスラティオスクレセリアウルガモス

ここらへんには後出しから対処していきたい。
あとは受けループやレパガッサなどの特殊戦法や対他天候にもまだまだ薄いと思い裏を考えました。

ここで次に入ってきたのはラム剣舞テラキオン、レパガッサや受けループへの対策になり、ヒードランバンギラスに対して後出しが可能。ウルガモスにも対面なら強く、ボルトバンギガブのような組み合わせにも有効です。ただこれらは全てストーンエッジが当たる前提での話なので安定性は低いといえます。

次に入る条件としては、ラティオスクレセリアなどに後出しできて龍への高い打点があるポケモンです。最初に考えていたのは鉢巻ハッサムですが、これではウルガモスに起点にされてしまいます。最終的に入ってきたのは本家の使用していた珠グロスでした。
コメットパンチがかなり一貫性が取りやすく非常に使いやすかったです、そしてバレットパンチという先制技とガモスの起点にならない大爆発も非常に便利。また本家はめざ炎ですが孵化する時間がなくオフでは地震や雷パンチを採用しましたが、この枠はめざ炎以外ありえないとオフで痛感しました。

そして最後に入ったのは化身ボルトロス、雨パやスイクンが辛いと感じ当日付け焼刃で投入したポケモンだがものすごく活躍してくれた。以前も使ったことのあるみがわり残飯ボルトロスだが、最近ドラゴンジュエルげきりんガブが環境に急増してきたことからジュエルをすかしてげきりんの混乱待ちを狙えるということができ非常に刺さった印象でした。

6匹はこのようになります、パッと見ラティオスが非常に思いですがラティ自体のKPが減っていることからオフではあまり困りませんでした。けどボルトの枠はラティに強いなにかにする必要があるかもです。

では次に個別解説に入ります。

1.キュウコン 臆病 拘り眼鏡
オーバーヒート 火炎放射 ソーラービーム 寝言
H149(4) B95 C133(252) D120 S167(252)
CSぶっぱ

晴れ眼鏡オバヒでラティの眼鏡流星以上の火力がでる。性格は晴れ下でドリュウズを抜きたいのとウルガに先制するために臆病。
ソーラービームを入れることで寝言で炎技しかでなくなる恩恵があり寝言の使いやすさがあがる。

2.クレセリア 図太い ゴツゴツメット
サイコキネシス 冷凍ビーム めざめるパワー炎 月の光
H227(252) B189(252) C95 D151(4) S105
HBぶっぱ
ステロダメ+204カイリューの[+1]ジュエルげきりん耐え

技構成はこれで安定な気がするが、ラッキーと同じく非常に起点になりやすいポケモンなので選出しにくかった。

3.ガブリアス 意地っ張り 拘りスカーフ
逆鱗 地震 ダブルチョップ ストーンエッジ
H183 A200(252) B115 D106(4) S154(252)
ASぶっぱ
端数の4はボルトのめざ氷の乱数を下げるためDに。

技は最初の3枠は確定で、ラス枠は寝言をいれようとも思ったがキュウコンも寝言を保持しているのと、エッジがないと逆鱗をうたなければならない場面が増えて後ろのハッサムやパルに起点にされると感じエッジにした。

4.テラキオン 陽気 ラムのみ
ストーンエッジ インファイト みがわり 剣の舞
H167(4) A181(252) B110 D110 S176(252)
ASぶっぱ

説明の必要のない普通のラム剣舞テラキ。

5.メタグロス 意地っ張り 命の珠
コメットパンチ バレットパンチ めざめるパワー炎 大爆発
H159(28) A204(248) B151(4) C103 D111(4) S118(224)
H10n-1、16n-1
S準速ハッサム抜き
残りA

技構成は本家のパクり。困ったら大爆発で11交換。

6.化身ボルトロス 臆病 残飯
10万ボルト めざめるパワー氷 みがわり 電磁波
H155(4) B90 C177(252) D100 S179(252)
CSぶっぱ

秋に学祭の大会で使用したボルトロス、10万めざ氷は確定で、雨をみるために電磁波も確定、キノガッサもある程度みたいのと前述したジュエルガブを見れることからみがわりが入りこの構成になった。

ほとんどがぶっぱなどの単純な配分で個別解説が簡素になりましたが、以上のようになります。

使用した感想としては、クレセが瞑想や蝶舞の起点になりやすくほとんど選出できずじまいでした。あと一番選出するはずのガブも、ハッサムとパルが多くいて選出をためらわれることが多かったです。キュウコンは他天候やスイクンへの圧力としてそれなりに選出しました。

あとパーティのコンセプトと違いテラキグロスボルトみたいな感じで対面的に処理していくことが若干多かったように感じました、当日ぶっつけで望んだのでプレイングがわかっていなかったのもあると思います。

構築の弱点としては、命中不安定技への依存度がかなり高くなっているので当たらなければ負けてしまいます。妥協すべき点かもしれませんが、人によっては使いづらいかもしれません。


解説は以上になります、書くのに遅くなってしまいすいませんでしたw。

では今回はこのへんで。>ω<。