6/23の九尾杯と6/30の関西シングルFESTAで使用したパーティです。
また結果は以下のようになります。
・6/23 九尾杯 5-1の13位通過→ベスト16(201名)
・6/30 関西シングルFESTA 4-4 予選落ち(86名)
長期間使おうとしてましたが、ある致命的な弱点があることから公開することにしました。
以下詳細。
ニョロトノ | ハイドロポンプ | 波乗り | 冷凍ビーム | 寝言 | 拘りスカーフ | 控えめ | 雨降らし |
キングドラ | 滝登り | 逆鱗 | 竜の舞 | 身代わり | ラムのみ | 意地っ張り | すいすい |
ラティオス | サイコキネシス | 光の壁 | リフレクター | 置き土産 | 光の粘土 | 臆病 | 浮遊 |
ウルガモス | 火炎放射 | 虫のさざめき | めざめるパワー氷 | 蝶の舞 | 虫のジュエル | 臆病 | 炎の体 |
マンムー | 地震 | つららおとし | 氷の礫 | ステルスロック | 気合いの襷 | 陽気 | 厚い脂肪 |
キノガッサ | キノコのほうし | 種マシンガン | きあいパンチ | みがわり | 毒毒玉 | 陽気 | ポイズンヒール |
この構築は過去の構築(http://d.hatena.ne.jp/cloudia220/20121224/1356372712)をチューニングしたものです。
また今回は構築を組む上で今まで自分の中でもっていた「トノグドラを表択とした構築を組む」という拘りを捨てました(今までもそういう傾向にシフトしてた感はあるが)、トノグドラ@1で汎用的に多くのパターンを網羅することに限界があると感じたからです。
それで今回は主軸として「壁+ウルガモス」という戦法に着目して構築を組みました。
ウルガモスは雨に対して出されるポケモンに非常に相性がよく、かつウルガが苦手なポケモンが雨(特に物理グドラ雨)に弱いという非常にシナジーの強いポケモンです、見せポケ性能(選出縛り)の高いニョログドラ構築の主軸としては十分な素質を感じます。
(参考:
雨に強いもの
→ナットレイ、ラティオス、バンギラス、ユキノオー、キノガッサ、カイリュー、ハッサム、ソーナンスetc..
ウルガに強いもの
→カバドリ、バンドリ、ニョログドラなどの天候高速AT、スイクン、ラッキー、炎タイプ全般、テラキオンetc..
)
また、ウルガモスもキングドラも先制技に弱いということから、それらを軽減できる壁というのは相性がいいように感じました。
ここから残りのメンツを考えていきます。
ウルガモスの次に壁要因を決めるということで最初はライコウを考えていましたが、自主退場技がないことやトノグドラライコウウルガが地面の一貫がひどすぎることからいつもどおりラティにすることにしました、UMAの択もありますが、トノグドラとの相性からやはりラティが適任に感じます。
この時点で表択としてのラティウルガ、裏択兼選出縛りとしてのトノグドラが決定。
次に全抜きのサポートとしてどちらの択にも入りやすいステロマンムーを採用、ラティ始動の壁がスカーフ龍とミラーが弱点であることからそれらの初手を抑制する働きもあります。
最後にこの時点で辛い受けループ、レパル戦法、ナット+雨orカバドリ、等を見れて、壁下でのポテンシャルや雨との相性のいいキノガッサを採用しました。今まで使っていたローブシンと違って、ある程度のSとポイヒによるハメ性能から急所被弾の確率を軽減することができます。
このようにして6匹が確定、次に個別解説に入ります。
1.ニョロトノ 控えめ 拘りスカーフ
ハイドロポンプ 波乗り 冷凍ビーム 寝言
H166(4) B95 C156(252) D120 S122(252)
CSぶっぱ
対砂ドリュウズを天候をかえつつ上から殴れるスカーフニョロトノ。スカーフトノは過去に使って肌に合わず敬遠していましたが、今回はスカーフトノの強さを強く実感できました。
天候変化だけでなくアタッカーとしても単体性能が高いので、壁下で殴ったり、終盤に上からの波乗りで一掃したりと活躍は多かったです。
技構成は波乗りと冷凍ビームは確定で、ブシンなどに高い打点が入りかつボルトロスを確定で落とせるようにハイドロポンプ。ラストの枠はカバドリが仮想敵であることから試験的に寝言を採用しました。しかし寝言は使う場面が非常に少なくめざパや滅びを入れたほうがよかったように思いました。
また滅びを入れるにしても拘りでの滅びが使いにくいことは確かなので、トノの型は変更の余地があるかもしれません。
また努力値の端数は先制技意識でHでなくBに降った方がいいと思います。
2.キングドラ 意地っ張り ラムのみ
滝登り 逆鱗 身代わり 竜の舞
H151(4) A161(252) B115 D115 S137(252)
ASぶっぱ
初手にスイクンやキノガッサなどが来そうなときに初手選出。トノグドラの形で雨選出をすることや、壁みやげの後にアタッカーで使うこともあります。
竜以外のポケモンならタイプ一致ジュエル95技などを耐えたりする絶妙な耐久や、マンムーで竜を牽制していることから初手が以外と安定したように思います。
3.ラティオス 臆病 光の粘土
サイコキネシス リフレクター 光の壁 置き土産
H175(156) B101(4) C162(92) D131(4) S178(252)
177ボルトロスのめざ氷2耐え
以前まで使っていた2ウェポン型を変更、ゴチルゼルなどのことを考えると自主退場技がないことが不便に感じおきみやげを導入しました。
残り一つの攻撃技は連続してうつことができ、キノガッサに隙をみせないサイコキネシスを選択、龍技を採用しないことで困るのは対悪、Eに打点がないことと龍ミラーで勝てないことですが、どちらも壁みやげ展開から後続に倒させればよく不便に感じたことはなかったです。逆に格闘全盛のこの環境ではサイキネはとても刺さりました。
4.ウルガモス 臆病 虫のジュエル
火炎放射 虫のさざめき めざめるパワー氷 蝶の舞
H167(52) B89(28) C185(236) D125 S158(192)
182マンムーの地震+礫確定耐え
ステロダメ+A200ハッサムの珠電光石火確定耐え
最速霊獣ランドロス抜き
残りC
無振りガブリアスをめざ氷で確定
今までとほぼ同じ配分のウルガモスですが、めざパを地面から氷に変更しました。
めざ氷にしたことで困る相手がドランシャンデラを主とした炎タイプと対テラキオンなのですが、こちらは雨選出で倒せるor選出を抑制できると考えて問題ないと判断しました。実際めざ氷にしたことでウルモガスの選出率がはねあがり、全く腐ることがなくなりました。
まためざ氷の仮想敵がカイリューとボーマンダなのですが(ランドロス、グライオンは舞放射で、ガブはジュエル舞さざめきでいい)、壁下ならある程度舞えることを想定してこれらに刺さるめざ岩に変更してはという案があります、めざ岩にすることで構築上非常に重いギャラへの打点になります。
5.マンムー 陽気 気合いの襷
地震 つららおとし 氷の礫 ステルスロック
H185 A182(252) B101(4) D80 S145(252)
ASぶっぱ
先制技意識で端数をB
マンムーを使っていてジャポボルトに何度も蹂躙されてしまい、汎用的にジャポボルトを対策したくてつららおとしを採用しました。
これによってジャポボルトに対し11交換を持ち込むことができ、かつつららばりと違ってカバルドンなどの低速に対してひるみ込みでより高い打点を持つことができます。
つららばりがなくて困るのが身代わりを貼った状態でのガッサに対してですが、構築全体でガッサに隙を見せにくい構築になっているのでこのような状況になることはなかったです。
ただしマンムーは火力に乏しく相手に展開を許してしまうことが想定されて、選出がしにくかったように思いました。
6.キノガッサ 陽気 毒毒玉
キノコのほうし 気合いパンチ 種マシンガン 身代わり
H155(156) A150 B100 D93(100) S134(252)
161キングドラの眼鏡竜の波動確定耐え
今までブシンだった枠を、催眠耐性や対受けループ、対レパルのことを考えてキノガッサに変更。キノガッサが雨に入るのはなんと1年半ぶりなのですが、想像以上の強さを発揮してくれました。
壁下で出すことからループにはめれて3タテ性能の高いポイヒガッサを採用、技はほうし身代わりは確定で、受けループや鋼への高打点としてきあいパンチ、レパルへうつ技としてタネマシンガンに決定。ローキックやマッパが欲しくてたまりませんが、採用理由を考えたらこの2つ以外なかったです。
個別解説は以上です。
選出パターン
基本選出
マンムーラティウルガ
ラティウルガガッサ
対雨ミラー
ラティウルガ+グドラorガッサ
対バンギガブ
ラティウルガガッサorラティマンムーガッサ
対カバドリ
ラティトノグドラ
対晴れ
ラティトノグドラ
対受けループ
ウルガガッサグドラ or トノグドラガッサ
対レパル
ガッサ+@2
そして最後にはじめに書いたこの構築の欠点なのですが、この構築は襷パルにほぼ勝てません。
トノを耐久型にすればごまかしがきくかもですが、パル以外の他のメンツによって選出が縛られたりして結局運頼りな立ち回りを縛られます。今までは襷パルは切ればいいと考えていましたが、FESTAで襷パルを使用していた人が2人(うち1人は優勝者)いたので切るのは不可能と判断しました。
それ以外に重いものはギャラドスとトリル雪崩ブシン、そして天候にはいるパルシェンです。
解説は以上になります。
最後に、遠征でお世話になった人たちと、オフの主催含むスタッフの方々本当にお疲れさまでした、そしてありがとうございました。
では今回はこのへんで・。・