ラキグライ+ボルトメタモン(使用者どな)(シングル)

やどんとこオフでチームメイトであるどなさん(@donayanma)に提供した構築です。

その結果チームは優勝、どなさんは個人7-3と好成績を残してくれました、チームの窮地を何度も救ってくれた彼にここに感謝の意をしめしたいと思います。

その構築は次のようになります。


化身ボルトロス 10万ボルト めざめるパワー氷 電磁波 威張る オボンのみ 臆病 悪戯心
メタモン 変身 × × × 拘りスカーフ 生意気 変わり者
ラッキー 地球投げ タマゴうみ 毒毒 スキルスワップ 進化の輝石 図太い 自然回復
グライオン 地震 ハサミギロチン 身代わり 守る 毒毒玉 陽気 ポイズンヒール
パルシェン つららばり ロックブラスト 氷の礫 殻を破る 命の珠 意地っ張り スキルリンク
スイクン 熱湯 瞑想 身代わり 吠える 残飯 図太い プレッシャー

積みの起点になりやすい受けループとの補完にボルトメタモンが相性がいいのではと思い作成しました。

メンツはまずボルトメタモンと受けループの核であるラッキーは確定、次にラッキーと受け回す物理受けを何にするかですが、候補としてこれらが挙げられます。

エアームドグライオンクレセリアハッサムカバルドン・・
(回復ソースがあることを条件とした)

これらの中から、ラッキーの苦手なキノガッサ耐性、ボルトの苦手なカバドリ耐性、数値の高さ、ボルトの電磁波とのシナジーを考えてグライオンを選択しました。

この時点でボルトメタモンラキグライが確定、次にマンムーや物理竜が重いこと、全体で打点が乏しいので高火力ATを入れたいことから珠パルシェンを採用、ラキグライに刺さる剣舞ジュエルガブに対して投げ1回+礫で倒せることも強みです。

そしてラストの枠なのですが、この時点で瞑想を詰むスイクンクレセリアが非常に厳しいことからそれらを釣って起点にする瞑想吠えるスイクンを採用、これにより構築全体で重いパルシェンを抑制することもできます。また吠えるを採用することによってブルンゲルやポリゴン2対面でトリックルームをさせず先制で吠えて妨害することができます。

また構築全体として受けループの苦手なゴチルゼルに対して隙を見せにくいものとなっているのが強みだと思われます。

ラッキー・・スキスワで影踏みを奪い起点回避
グライオン・・サイコショックに耐性があるので地震やギロチンの試行回数を稼げる
パルシェン・・ショックなら起点にでき、破ったらどんな型でも確定
スイクン・・吠えるで起点回避
メタモン・・初手対面なら互いに影踏みになり交代できるので起点にならない,またPPが少ないのでキャッチされても悪あがきで自主退場が可能

(ボルトは捕まると面倒)

以下個別解説です。

1.化身ボルトロス 臆病 オボンのみ
10万ボルト めざめるパワー氷 電磁波 威張る
H185(244) B102(96) C145 D112(92) S155(76)
147つらら張りを81%でオボン込5耐え
準速ガブリアス抜き

ボルトメタモンボルトロスのテンプレ配分です。特に説明はないです。

swagger is god.

2.メタモン 生意気 拘りスカーフ
へんしん 無し 無し 無し
H155(252) 以下略
最遅、めざ岩70個体

普通のメタモン、めざパは岩で問題ないと思います。
道具は襷の選択肢もありますが、相手の積みATのストッパーも兼ねてるので今回はスカーフを選択しました。スカーフにすることで初手のラティに打ち勝てたり、ガッサに先制胞子がうてたりなど役立つことは多かったです。
また相手をコピーできる特性から相手の補助技(ステロ、壁、状態異常)を利用することができるなど、メタモンは応用範囲が広くとても使いやすいポケモンでした、間違いなく今回のMVPです。

3.ラッキー 図太い 進化の輝石
地球投げ タマゴうみ 毒毒 スキルスワップ
H325 B62(252) D151(204) S77(52)
麻痺した[+2]準速ウルガモス抜き

スキルスワップを持たせることでゴチルゼルの起点を回避できる、後出ししてくるガッサやブシンを妨害できる、スイクンとのPP勝負に勝てるなど色々な利点があります。またラッキーに後出しされるドリュウズにスキスワをうってグライオンで先制を取るという状況などがオフ中にありました。
ちなみにラス枠は電磁波か毒毒か悩みましたが、ローブシン対面で毒を打ってグライでハメるという選択肢を用意したかったことから毒毒を選択しました。

4.グライオン 陽気 毒毒玉
地震 ハサミギロチン 身代わり 守る
H177(212) A125(76) B145 D95 S157(220)
地震HBゴチルの身代わりを確定破壊
最速90族抜き
HP16n+1

キノガッサローブシン、ゴチル、ナンス、ナットレイに対しての駒、ハサミギロチンの試行を稼ぐよう立ち回ります。ボルトの電磁波やラッキーの毒とシナジーし、低火力であることから起点になりやすい欠点をメタモンで補っています。
最近はギロチングライは減少傾向にありますが、サイクル戦において最強は間違いなくギロチングライオンです。

5.パルシェン 意地っ張り 命の珠
つららばり ロックブラスト 氷の礫 殻を破る
H147(172) A161(252) B200 D65 S101(84)
殻を破る1回で最速スカーフ70族抜き

マンムーや物理竜に対しての駒、唯一の先制技要因でもあります。今回相性が悪かったのか選出率は低めだった。
余談ですが最近はSが高いトノが多いので相手のトノがATでないと判断できた場合は強気に破ってもいいかもしれません(熱湯の火傷を恐れないなら)

6.スイクン 図太い 残飯
熱湯 身代わり 瞑想 吠える
H207(252) B183(252) C110 D136(4) S105
HBぶっぱ
C111クレセリアの[+1]サイコショックを身代わりが確定耐え

ミラーの瞑想積み合いに強かったり、トリルの妨害として使ったり、スターミーやシャンデラにうてたりとスイクンの吠えるは非常に汎用性の高いものでした。冷ビが欲しい場面もありましたが採用理由から技構成はこれで確定です。

個別解説は以上です。

選出パターン
①ラキグライメタモン
基本選出
②ラキグライスイクン
相手の瞑想クレセ、スイクンなど意識するとき
③ボルトメタモン+α
受けループがあまり機能しなさそうなとき、しかしオフではこの選出は1回しかしなかった模様
④パルメタモン+α
マンムー入り積みサイクルに選出

構築で苦手な相手はナットレイ、トリルローブシン、ラムみがわりノオーなどです。自分ではあまり回してないのでもっと他にあるかもしれません。

では今回はこのへんで・。・ノシ