初の6世代構築記事です。最高レートは1920で1800以上は安定してキープできました、しかし勝率が7割未満とかんばしくなかったので公開。
バンギラス | ストーンエッジ | 氷の牙 | 燕返し | 竜の舞 | ラムのみ | 陽気 | 砂おこし |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | ストーンエッジ | 剣の舞 | ゴツゴツメット | 陽気 | 鮫肌 |
ヌメルゴン | 逆鱗 | パワーウィップ | 地震 | 岩雪崩 | 拘り鉢巻 | 意地っ張り | 草食 |
水ロトム | ハイドロポンプ | 10万ボルト | 電磁波 | 鬼火 | オボンのみ | 図太い | 浮遊 |
ギルガルド | シャドーボール | 影打ち | 聖なる剣 | キングシールド | 弱点保険 | 冷静 | バトルスイッチ |
トゲキッス | エアスラッシュ | マジカルシャイン | 火炎放射 | 寝言 | 拘りスカーフ | 臆病 | 天の恵み |
6世代でレートに潜るにあたって環境がまったくわからず手探りの状態だったので、それらをカバーするため「なるべく数値の高いポケモンを使う」ことを念頭において構築を組みました。
そこでまず最初に入ってきたのがバンギガブという600族2体の並び、現在環境のトップに君臨するファイアローやガルーラ、ギルガルドに強い並びであることから思考停止で入ります。
続いてこれらがきついマンムー、パルシェン、マリルリ、トゲキッス等に強い水ロトム、龍と格闘の一貫を消せるギルガルド、相手のガブカイリューが思いのでトゲキッス、最後にバナ水ロトの並びがきついと感じヌメルゴンを採用しました。
サイクルを回してアドを稼いでいく形の一般的なスタン構築です。
以下個別解説
1.バンギラス ラムのみ 陽気
ストーンエッジ 氷の牙 燕返し 龍の舞
H175 A186(252) B130 D121(4) S124(252)
ASぶっぱ
ロトムの鬼火を起点に舞うラム龍舞バンギ、対受けループも兼ねています。
技はメインウェポンのストーンエッジと、ガブ意識で氷の牙、最後の枠はパーティ全体で回避系への解答がなかったので燕返しを採用しました。エッジを外して負けることが頻発するのでこれからはあまり使いたくはありません。
2.ガブリアス ゴツゴツメット 陽気 特性:鮫肌
逆鱗 地震 ストーンエッジ 剣の舞
H183 A151(4) B147(252) D105 S169(252)
BSぶっぱ
194メガガルーラのグロウパンチ+ふいうちを超高乱数耐え
ガルーラを徹底的にメタれるポケモンが欲しく考案、一緒に考えてくれたvanさんとふぇるみおんさんは感謝申し上げます。
対面なら必ず勝てて、交代際に地震を打たれない限りは後出しからでも最低11交換はできます。しかし最近ゴツメ鮫肌or鉄刺でガルーラ対策するのが流行っているので後出しが読まれるようになっていくかもしれません。
技はほぼこの4つで確定、鬼火をすかす身代わりも魅力的ですが持ち物や特性から選択肢から消えます。
耐久があってよかったことも火力が足りなくて困ったことも同じくらいあったのでASかどうかは好みだと思います。
3.ヌメルゴン 拘り鉢巻 意地っ張り 特性:草食
逆鱗 パワーウィップ 地震 岩雪崩
H191(204) A166(244) B91 D170 S108(60)
H16n-1
S4振りロトム抜き
残りA
146ファイアローの鉢巻ブレイブバード14/16耐え
地雷枠、ヌメルゴンのパワーウィップが強いと思い考えた型です。技は最初の3つが確定で、岩雪崩はアクアテールと選択ですがキッスへの高打点が欲しいことからやはり雪崩がベターだと思います。
水ロトムと対面させてからバンギやマリルリ引きに対してウィップが安定します。後は思考停止ラッキー後出しに刺さったり、草食鉢巻逆鱗の火力がすばらしかったです。草食の発動機会はバナのKPが多いことから思ったよりありました。
しかし水ロトムに対して鬼火が怖く後出しできないことからせっかくの繰り出し性能を無駄にしている感があるので型は変更の余地ありです。
4.水ロトム オボンのみ 図太い
ハイドロポンプ 10万ボルト 電磁波 鬼火
H157(252) B174(252) C126(4) D127 S106
HBぶっぱ
ファイアロー意識でHBぶっぱ
技はポンプは確定で、電気技は10万ボルト。ボルチェンはあまり使用せずそれよりはミラーの打ち合い等で削り性能の高い10万のが重宝した。そして今作から強化された鬼火と、ラストの枠は特に思いつかなかったので電磁波を採用。電磁波はメガリザードン対面などで起点を防止でき強かったが、パーティ全体でガブが重いのでこの枠は間違いなくめざ氷の方の方がいいと思う。
持ち物は繰り出し回数を増やせて耐久を底上げするオボンのみ。
種族値が低くなるべく採用したくなかったですが環境への刺さり具合や取り巻きとの相性から渋々採用。
5.ギルガルド 弱点保険 冷静
シャドーボール 聖なる剣 影打ち キングシールド
防F:H167(252) A71(4) B170 C112(252) D170 S58(最遅)
攻F:H167(252) A171(4) B70 C222(252) D70 S58(最遅)
HCぶっぱ
聖剣でASバンギを確定1
実質種族値720で驚異の対面性能を誇る新ポケモン。ただこいつは全抜きできるポケモンではないので、基本の動きは対面で倒してから次の相手を影うちで削って退場します。
ロトムやパンプジン対面で幾度となく鬼火を打たれたので特殊型、しかし聖剣も影打ちも抜けません。最後の枠はフォルムをチェンジしないといけない場面が多く存在するためキングシールド。
非常に強いポケモンではありますが、立ち回りで択が発生しやすい上に後手後手で動くポケモンなので安定はせず過信しすぎは禁物です。
6.トゲキッス 拘りスカーフ 臆病
エアスラッシュ マジカルシャイン 火炎放射 寝言
H192(252) B115 C141(4) D135 S145(252)
HSぶっぱ
マジカルシャインで無振りガブリアス確定2
相手のガブリアスのストッパー、配分はCSでもマジカルシャインでガブを落とせないのでそれならエアスラの試行回数を稼げるHS。
技は最初3つはほぼ確定でラストの枠は割と自由枠です、カバ意識で草結びでもいいですし、バナロトムに一貫するキネシスも面白いでしょう。
キッスは採用する以上はある程度ひるませる前提の立ち回りをしてもいいと思うので、積極的にエアスラを打っていきます。
構築の短所としてはメガリザードン、メガクチート、ガブリアス、グライオンとかがきついです。後は命中不安技が多いことと、サイクル系構築の宿命かもですが択ゲーに迫られやすいです。
解説は以上となります。
では今回はこのへんで・。・ノ