ハイブリッドガルーラ


意地っ張り 肝っ玉→親子愛
H209(228) A184(180) B130(76) D121(4) S123(20)
捨て身タックル グロウパンチ 不意打ち 冷凍パンチ

親の冷パンで15/16で183-116ガブリアスを1発
200ガブリアスの鉢巻逆鱗+鮫肌一回を15/16耐え
準速ガッサ抜き
HP6n-1
222メガゲンガーの気合玉耐え
グロパン+捨て身で後出ししてくる227-189クレセリアに9割ほどで勝てる
189-164-127の地震ゴツメガブに勝てる(参照:http://kaminnpokemonn6540.blog.fc2.com/blog-entry-483.html)

最近話題になった203ガルーラ(http://advantagesv.blogspot.jp/2014/08/203.html)に魅力を感じ,それを改良できないか考えてみた。

従来の203ガルーラの技構成は猫だまし/捨て身タックル/グロウパンチ/不意打ち,とゴーストに打点がなくメガ進化するタイミングを見計らわなければいけなかった。

そこで技の1枠を削りゴースト(おもにゲンガー)への打点を確保することにした。削る技だが,このガルーラの長所である後だしのゴツメクレセリアに勝つためのグロウ捨て身と,グロウパンチという技と相性がよく抜き性能を高める&タイプ上一貫性の高い不意打ちは残したいと考え今回は猫だましを切ることにした。

猫だましはメガガルーラの強さたる所以の一つとなる技でできる限り切りたくないが,ボルトランドのようなサイクルを意識した構築ではなく交代を控えた直線的な構築でなら優先度はそれほど高くないと考えた。なので原案のようにボルトランドに入れる型ではなく,上記のような構築(体面構築等)に入れる型とした。

またこれは持論だが,初手のメガガルーラvs何かしらのアタッカーの対面では相手は高確率でゴーストorゴツメ持ちに引くので猫だましはそれほど思考停止で打つ技ではないと考えている,これも猫だましの優先度を低く考えた理由の一つである。




次に代わりに入れる技として噛み砕くが案として挙がった,しかし噛み砕くが有用な相手というのがゲンガーしか思いつかずそれほど汎用性が高くないと感じた。

そこで冷凍パンチを採用することにした。冷凍パンチを採用し耐久にがっつり振ることによって①鉢巻ガブリアスを対面で処理できる②ボルトサンダーガッサなどに対して捨て身反動を抑えられる③2割の追加効果で運勝ちしやすくなる,などのメリットが発生する。また三色パンチと不意打ちの両立型はKPが低いので,わずかだが不意打ちの警戒を薄くできる。

そして耐久に振ることでグロパンによる積みがしやすくなるということも期待できる。

デメリットとしてゲンガーへの遂行速度が下がるが,アタッカーゲンガーに対しては不意打ちをちらつかせることで択を作ることができるし,そもそもゲンガーがガルーラに対して行う行動のほとんどが鬼火による機能停止かみちづれでの11交換なので,遂行速度の低下は特に問題ないと感じた。





以上から技構成が確定,次に努力値配分だが

①準速のキノガッサの増加からSを135→123まで削減
②Hを203→209にすることで後だしクレセリアに対するグロパン→捨て身でのガルーラの生存率を上昇させる

これらの変更を加えて最終決定した。

立ち回りとしては基本的に初手において,有利対面かつ後ろにゴツメ持ちがいそうなときには交代際グロウパンチ+すてみで処理,突っ張られてもグロウ+不意打ちで縛ることができる。ガブリアスとの対面は冷凍パンチで処理してから死に出ししてきたポケモンを不意打ちで削って退場する。

HA冷パン型の初手の対面性能と,グロウ捨て身による物理受けへの潰し性能,またグロウ不意打ちによる抜き性能を備えた型となっている。



このように色々書いたが・・ガブリアス環境からランドロス環境に移ってしまった現状ではこのガルーラは時代遅れ感が否めない。1,2ヶ月前に使用しておけばよかったと悔いながら記事を書いた;。;

読んだ人の何かしらの参考になれば幸いである。


では今回はこのへんで・。・