5/3に行われたk-offで使用した構築です。個人的に５世代構築の中では一番真剣に考えた自信作、ただフレ戦とかで普通に負けた試合もあったので結論とは言い切れなくなってしまったのは残念。
以下解説。
| ニョロトノ | ハイドロポンプ | 波乗り | 冷凍ビーム | アンコール | 拘りスカーフ | 控えめ | 雨降らし |
| キングドラ | 波乗り | 流星群 | 龍の波動 | 寝言 | 拘り眼鏡 | 控えめ | すいすい |
| カイリュー | 逆鱗 | 神速 | 馬鹿力 | 龍の舞 | 命の珠 | 意地っ張り | マルチスケイル |
| メタグロス | 思念の頭突き | アームハンマー | 追い打ち | 大爆発 | 拘り鉢巻 | 意地っ張り | クリアボディ |
| 化身ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 挑発 | 電磁波 | ゴツゴツメット | 臆病 | 悪戯心 |
| マンムー | 地震 | 氷柱針 | 氷の礫 | ステルスロック | 気合の襷 | 陽気 | 厚い脂肪 |
「ニョログドラを選出する」、これをコンセプトとして構築を組み始めました。
その上でキングドラの型は汎用性を落とさない、キングドラとして最も強い型にする必要がありました。そこで５世代で一番の自分のアイデンティティーであった物理キングドラの要素を捨てることにしました。
自分が５世代を通して物理キングドラを採用していた理由はいわゆる「愛着」です。しかし構築の軸を愛着という理由だけで汎用性の薄いポケモンにすることは勝利を目指す行動とは言えません。そのような５世代の自分の考え方、そして物理キングドラを追悼する想いも込めて今回の構築を組みました。
多くの構築にニョログドラ＠１で勝つために裏を考えていくのですが、まずは５世代のトップメタであるラティドリに勝つことから考え始めました。
そこでニョロトノをスカーフにすることでドリュウズに強くしました、そしてラティオスと対面したときの引き先として一般的にはナットレイが入りますが、今回はメタグロスを採用しました。
グロスにすることで、追い打ちによってラティオスを強制的に倒せるので水の一貫を作ることができます。さらにトノグドラナット、トノグドラマンムー等のメタでボルトロス+身代わりブシンで雨対策をしてる構築にメタグロスが刺さります（トリルブシンも同様）。
トノグドラグロスを基本軸として、受けループ、カイリューハッサム、レパル系統に強く出るゴツメボルト。雨ミラーに出していく珠馬鹿力カイリュー、最後に襷による打ち合い性能と電気の一貫遮断でマンムーを採用して６匹が決まりました。
全体的にスイクンが重いですが、瞑想や眠る読みで上手くトノを出してアンコールし、グロスのおいうちや爆発で削ってやればキングドラで処理できます。
以下解説。
1.ニョロトノ 拘りスカーフ 控えめ
ハイドロポンプ 波乗り 冷凍ビーム アンコール
H165 B96(4) C156(252) D120 S122(252)
CSぶっぱ
ハイドロポンプで155-100ボルトロス確定１
ドリュウズ入りやマンムー入りに初手で出す。また初手の襷ガッサの襷を削ったり、ボルト対面で倒すという役割。基本的に波乗りしか打たないが、ボルトロス対面など限定的な状況でポンプを打つ。
またおいうちで拘ったグロスを起点に舞や身代わりで展開するドリの解答としてアンコールを採用した。これによってかなり多くの相手をごまかせるようになる。
2.キングドラ 拘り眼鏡 控えめ
波乗り 流星群 竜の波動 寝言
H159(68) B116(4) C161(252) D117(12) S127(172)
すいすい時最速スカーフガブリアス抜き
ＤＬ意識でD＞B
H16n-1
Cぶっぱ
ステロ×2+珠ハッサムの[+2]電光石火確定耐え
ミラーでニョログドラ選出をしないことから、Ｓを大幅に下げて耐久に割いた。カバルドンやキュウコンに後出しすることもあるのでハイドロポンプではなく寝言を採用。
3.カイリュー 命の珠 意地っ張り
逆鱗 神速 馬鹿力 竜の舞
H167(4) A204(252) B115 D120 S132(252)
ASぶっぱ
[+1]珠馬鹿力で181-151ナットレイ確定１
雨ミラーに対して出していく枠、キングドラはカイリューの神速とグロスの追い打ち、そしてマンムーの地震礫等を駆使して倒す。
珠を持たせることで素の火力が高いので舞に依存せず戦える。
4.メタグロス 拘り鉢巻 意地っ張り
思念の頭突き アームハンマー 追い打ち 大爆発
H183(220) A203(236) B151(4) D116(44) S91(4)
205ドリュウズの地震確定耐え
182ラティオスの眼鏡流星群2連耐え
155-90ボルトロス思念の頭突きで15/16で1発
155-101ラティオスを追い打ち(威力40)＋ニョロトノの雨ハイドロポンプで確定2
構築の軸、ラティオスを狩れる追い打ちに着目したときにバンギラスとメタグロスが選択肢に挙がったが、ブシンに圧力をかけれるこいつに行き着いた。
技構成としてはブシンやボルトに打つ思念の頭突き、高耐久を大きく削り後続の一貫を作る大爆発。最後はコメパンと悩んだが、ナットレイに強い駒が少なすぎたのでアームハンマーを採用。
追い打ちで拘ったときの隙が大きいので、ニョロトノのスカーフアンコールで起点回避したり襷マンムーをストッパーとして置いたりする。
行けると思ったら初手大爆発も積極的にする。
5.化身ボルトロス ゴツゴツメット 臆病
１０万ボルト めざめるパワー氷 電磁波 挑発
H155(4) B93(24) C173(220) D101(4) S179(252)
ステロ＋204[+1]神速確定耐え
カイリューのマルスケを潰したり、挑発ゴツメでラッキーを消耗させれるゴツメボルトロス。電磁波の枠はとんぼがえりと迷ったが、バシャーモの処理ルートを考えて電磁波を採用。
ギミック色の強い５世代ではボルトの挑発は必須だと思う。
6.マンムー 気合の襷 陽気
氷柱針 地震 氷の礫 ステルスロック
H185 A182(252) B101(4) D80 S145(252)
ASぶっぱ
最後に補完として採用、マンムートノグドラの形や、ステロ＋舞カイリューの形を取れる。また襷をタテに多くの相手に殴り合えたりストッパーになれる。
雨選出しないときの相手のマンムーが重いので最速。
●選出
・対カバドリラティ
トノグドラグロス
・対マンムーカイリューハッサム
トノボルトグドラ
・対マンムートノグドラ、トノグドラナット
カイリューマンムーグロス
・対受けループ
トノボルトグドラ
グロスカイリュー＠１
・対晴れ
トノグドラカイリュー
●弱点
スイクンと相手のマンムートノグドラが重い。またユキノオー＋グロスが隙を見せるポケモンの並びが重い。
机上論でしか考えられていないので他にあるかも。
解説は以上です。
４月は５世代をやりすぎて６世代を疎かにしすぎたのでこれからは６世代をしっかりやっていこうと思います。あと先日でた関西のオフの記事は近日中に書きます、
今回はこの辺で・。・
