ポケラバーズ主催の学祭大会(48名)で使用した構築です、結果としては予選抜けからの2落ちでベスト8でした。
勝ち確のところをプレミで落としてしまったので非常に悔しいです。
バシャーモ | とび膝蹴り | フレアドライブ | 剣の舞 | 守る | バシャーモナイト | 意地っ張り | 加速→加速 |
ソーナンス | カウンター | ミラーコート | アンコール | 神秘の守り | ラムのみ | 穏やか | 影踏み |
化身ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 電磁波 | 悪巧み | オボンのみ | 図太い | 悪戯心 |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | 岩石封じ | 剣の舞 | ヤチェのみ | 陽気 | 鮫肌 |
ゲンガー | シャドーボール | 身代わり | 道連れ | 滅びの歌 | ゲンガナイト | 臆病 | 影踏み |
スイクン | 熱湯 | 冷凍ビーム | 毒毒 | 眠る | ゴツゴツメット | 図太い | プレッシャー |
以下の記事を参考にさせていただきました。ありがとうございます!
→「願いバシャーモ+毒ボルトロス」”http://d.hatena.ne.jp/A0A0/20150331/1427811664”
メガバシャーモの対策をボルトロスの電磁波で対策している構築が多いと感じていたことから、それを封じればバシャーモが動きやすくなると感じていました。
しかし月光乱舞と合わせた場合だとボルト対面で電磁波をもらったターンにバグを引いてから引っ込まれた場合に対策にならないと感じて、より確実な対策はないか考えていました。
そこで神秘の守りという技に着目しました、6世代はごまかしのための状態異常技が採用されやすいと思ってるので、この技の有効な場面は多いと考えました。
次に神秘の守りを使用できるポケモンとして、行動回数が保障されていて起点作りも行えるソーナンスを採用しました。ソーナンス対面でされる行動は補助技が多いことから、それを逆手に神秘アンコによって起点を作ることができます。
次にバシャーモナンスだけでは不安の残る化身ボルトロス耐性、バシャ以外の積み要因としてヤチェガブリアスを採用し、この3体を基本選出としました。
残りのポケモンとして、基本選出のし辛いアロー、マリルリ等へ出していく駒として化身ボルトロス、水の一貫を切りアローガルーラランドロス等に強いゴツメスイクン、最後に害悪系の構築への対策として滅びゲンガーを採用しました。
以下個別解説。
1.バシャーモ バシャーモナイト 意地っ張り
とび膝蹴り フレアドライブ 剣の舞 守る
H169(108) A233(252) B101(4) D101(4) S138(140)
1加速で最速メガミミロップ抜き
構築の軸、技構成はメガバシャーモの一番強い型である剣舞型。基本的な流れとしては
1.ナンスで状態異常技をアンコ→神秘(orステロ等の補助技をアンコ)
2.バシャ交代→剣舞
という展開を行います。
ここで重要なのは本来バシャーモに後出しして役割を遂行するはずの物理受けの前で起点にできることです。
例としてはカバルドンのあくびをアンコ神秘して舞の起点にした場合、後ろにはバシャのような高火力物理を受ける駒はあまりいないです。バシャのストッパーとして一番メジャーな化身ボルトも神秘の守りで役割を完全に失っています。これによって確実に1.8体分程のアドを稼ぐことができます。
ここで問題なのは先制技で縛ってくるアロー、マンダカイリューなどの舞膝で落ちない相手、襷持ち全般、ランドロス等の威嚇持ちです(意外と多い)。これらがいた場合は違うポケモンで展開して消耗させてからバシャを場に出す等の工夫がいります。
2.ソーナンス ラムのみ 穏やか
H266(4) B110(252) D121(252) S53
177親子愛猫+捨身確定耐え
177珠10万2耐え
同じく構築の軸、後続のアタッカーの起点を作ります。
起点にできる代表としては
ボルト、カバ、ラグ、クレッフィ、ジャローダ、アタッカー以外のロトム、壁ライコウetc..
などが挙げられます。
しかしボルチェンやとんぼがえりを持ちうるポケモンに対しては択を激しく生んでしまうことが欠点に感じました。後は鉢巻ガブ等の高火力ポケモンを初手に出してきたときも最悪一方的に倒される危険もあるので過信して出しすぎるのは禁物です。積極的には出さず、出せると思った時にだけ選出するのがいいでしょう。
3.化身ボルトロス オボンのみ 図太い
10万ボルト めざめるパワー氷 電磁波 悪巧み
H184(236) B132(236) C145 D105(36) S131
バシャーモとマリルリが対面したときの引き先、乱数だが3/4HPのマリルリを10万で1発。
クレセリア等を起点にする、ナンスとのシナジーのために悪巧み型を採用しました。臆病や穏やかも試しましたがマリルリに後出しできる図太いが一番適していると感じました。
4.ガブリアス ヤチェのみ 陽気
逆鱗 地震 岩石封じ 剣の舞
H183 A182(252) B116(4) D105 S169(252)
ASぶっぱ
持ち物は気合の襷と選択ですが、ナンス対面でステルスロックを撒かれる可能性を考えてヤチェを選択。
バシャでは舞膝をカバに耐えられる可能性があるので、耐えられても相手の攻撃で倒されないガブリアスをカバルドン展開に選出したい。
バシャの苦手なマンダカイリューを見る役割もある。また神秘展開できないときのボルトを見る枠。
5.ゲンガー ゲンガナイト 臆病
シャドーボール 身代わり 道連れ 滅びの歌
H167(252) B100 C191(4) D115 S200(252)
HSぶっぱ
いつもの、受けループ、ピクシー、オニゴーリ専用。
今回はバシャーモが苦手なクレセリア入りなどにも多数選出しました。
6.スイクン ゴツゴツメット 図太い
熱湯 冷凍ビーム 毒毒 眠る
H207(252) B183(252) C110 D136(4) S105
HBぶっぱ
前回使ったやつ、今スイクン使うならこれが一番強い気がします。
個別解説は以上です。
●欠点
・対面的に殴る構築の方が多いのでギミックが決まりにくい
・消耗や先制技に弱い
・基本的に初手にナンスを出さなければならないが、ナンスが高火力アタッカーと対面したときに積まれるか殴られるかで択が生じやすい
・襷ポケモンで止まる(ステロ撒きを入れると汎用性が下がる)
●雑感
ステロがあればカイリューマンダアローや襷持ち全般に強く出れ、またマリルリスイクンに対して舞膝の確定数がずれるのですが、ナンス+ステロ撒き+バシャという選出がバシャ以外決定力になることができずあまり強くなかったです。しかしステロがないと結局上記のポケモンに対して弱気な選出しかできないので結果として基本軸の限界を感じました。
後単純に、メガバシャーモの守る読み身代わりなどをなんどもされてしまって刺さりが悪いように感じました。
解説は以上です。
6世代はギミック構築が向い風すぎて辛いものがあるので勝つためにはスタン、対面系統を考えるのが無難でしょう・・
今回はこのへんで・。・三・。・