眼鏡ニョロトノ+ゴツメオムスター

第1回はまるオフ、第2回ちょくおふで使用した構築です。結果はそれぞれ

はまるオフ(56人) ベスト8
ちょくおふ(80人) ベスト16
でした。

ガチガチの対面構築は前回で一区切りついたので面白い系の構築を使用しました。

以下解説。

ニョロトノ ハイドロポンプ 波乗り 冷凍ビーム 滅びの唄 拘り眼鏡 控え目 雨降らし
オムスター 波乗り 冷凍ビーム 毒毒 眠る ゴツゴツメット 図太い すいすい
ガルーラ 秘密の力 不意打ち 炎のパンチ 身代り ガルーラナイト 意地っ張り 肝っ玉→親子愛
ガブリアス 逆鱗 地震 ストーンエッジ 岩石封じ 拘りスカーフ 陽気 鮫肌
化身ボルトロス 10万ボルト めざめるパワー氷 気合玉 電磁波 オボンのみ 穏やか 悪戯心
クチート じゃれつく はたき落とす 不意打ち 剣の舞 クチートナイト 意地っ張り 威嚇→力持ち

雨(ニョロトノ+すいすい〇〇)の選出率の高い雨構築を組む、というところから構築を組んだ。

しかし従来の脱出ニョロトノ+眼鏡〇〇という形では限界があると感じ、新しい形を考えていた。

この形の欠点は『2匹セットで出さないと弱く』、『出しても雨に依存しており』、『ニョロトノの単体性能が低い』ことである。これらの欠点を解決することを目標とした。

そこでニョロトノの一番強い型である眼鏡ニョロトノから組み始めた。さらに、ここにすいすいアタッカーとなりやすいポケモンを並べて脱出偽装ができると考えた。

ここで基本選出を考えたときに眼鏡ニョロトノメガシンカ+すいすい〇〇、の形となる。メガシンカはアタッカーの形にするのが強いと考えていることから、耐久(クッション)のすいすいポケモンの発想に至った。

そこで繰り出し性能のあるすいすいポケモンとしてオムスターを採用、ゴツゴツメットを持たせてガルーラ耐性を付けることにした。

Sの速いゴツメ持ちが強いことはゲッコウガガブリアスが証明している。またすいすいへの依存度が眼鏡型に比べて低いので条件を満たしていると考えた。

そして、3匹目のメガシンカには雨の恩恵を受けれるメガクチートを採用。雨の苦手な特殊竜や草、フェアリーに強く、剣舞不意打ちで多くの相手を縛ることができる。

残り3匹は相性のよさそうな型を入れただけなので基本選出の3匹だけ解説する。

1.ニョロトノ 拘り眼鏡 控え目
ハイドロポンプ 波乗り 冷凍ビーム 滅びの唄
H197(252) B95 C156(252) D121(4) S90
HCぶっぱ

テンプレの眼鏡ニョロトノ、相手は選出段階で脱出ニョロトノしか警戒しないので、雨以外の2匹が見えた時点で特殊高火力のケアをしなくなる。
中盤〜後半で物理受けにニョロトノを合わせて波乗りを打つだけで勝てる試合は多かった。
この構築では基本的に初手眼鏡ニョロトノを出す。CSベースのボルトロススイクンが減少傾向にあることから、不利対面は実質ガルーラのみである。ガルーラと対面したときのケアを後ろですることで初手眼鏡ニョロトノが非常に安定する。
ハイドロポンプは一回も打ってないが、ラグラージとの対面で波乗りを打ったら耐えられたのでハイドロポンプを打つべきだった。
また構築がバシャーモをかなり舐めてるので233とび膝耐えまでBに割く方がいい。

2.オムスター ゴツゴツメット 図太い
波乗り 冷凍ビーム 毒毒 眠る
H177(252) B176(116) C142(52) D(4) S86(84)
すいすい時最速ガブリアス抜き抜き
雨波乗りで181-121メガガルーラに90〜
冷凍ビームで183-106ガブリアス確定
194メガガルーラの[親子愛]猫だまし+地震耐え
192メガガルーラの[親子愛]グロウパンチ+不意打ち158〜189
194メガガルーラの[親子愛]秘密の力 確定4耐え

初手ニョロトノとガルーラと対面したときに相手は雨ターン稼ぎの猫だましや、脱出読みで捨て身タックルorグロウパンチを選択してくる。それに対するオムスター後出しによって雨始動+ガルーラの削りを行うことができる。ここから波乗りを打っていくだけで水の一貫がある構築はほぼ勝てる。
また波乗りと冷凍ビーム以外は自由度が高いので、ラッキーやクレセリア意識の毒眠る以外にもステロ、凍える風、寝言、ハイドロポンプ、身代りetc..などの採用も考えられる。

特殊高火力+ゴツメ+メガシンカの並び。

3.クチート クチートナイト 意地っ張り
じゃれつく 叩き落とす 不意打ち 剣の舞
H145(156) A172(252) B146(4) D116(4) S82(92)
4振りポリゴン2抜き
Aぶっぱ
233メガバシャーモのとび膝蹴り〜139

トリックルームに依存しないクチートなので最低限Sに割いた。最近はアイアンヘッド型が流行っているが、主軸に入れる場合はじゃれつくがないと厳しい。
トノスターで場を荒らして不意打ちの圏内に入れることを目的とする。クチート使いの宿命だがある程度の不意打ち択ゲームは積極的に仕掛けていかないといけない。
またゴツメガブの増加により[+2]不意打ちでガブを縛る動きができにくくなったので注意が必要。

雨パに入れると面白いように炎が出てこないので、クチートがかなり動きやすかったように思う。


個別解説は以上です。

雨に依存しないように組んだがトノスタークチートばかり選出してたので関係なかった。

いい結果は残せなかったが、裏をしっかり煮詰めていなかったのでしょうがない。



質問がある方は@cloudia_rainまで。

今度こそ6世代の記事は以上です、次回はサンムーンで会いましょう。

では・。・