ブルルドヒドイデ+デンジュモク

第34回シングル厨の集い(200名) 4-2抜け→65位
第4回MASTERSオフ(55名) 6-2抜け→ベスト16

カプ・ブルル ウッドホーン 身代り 宿り木の種 リフレクター 残飯 慎重 グラスメイカ
ドヒドイデ 熱湯 冷凍ビーム 黒い霧 自己再生 ゴツゴツメット 図太い 再生力
デンジュモク 10万ボルト エナジーボール 催眠術 蛍火 エスパーZ 臆病 ビーストブースト
バシャーモ とび膝蹴り フレアドライブ 雷パンチ 守る バシャーモナイト 意地っ張り 加速→加速
ミミッキュ シャドークロー 身代り 痛み分け 呪い イアのみ 慎重 化けの皮
テッカグヤ エアスラッシュ 身代り 宿り木の種 ボディパージ 飛行Z 控え目 ビーストブースト

過去の構築(http://d.hatena.ne.jp/cloudia220/20170620/1497964447)でSの上昇したデンジュモクの抜き性能に惚れ込んで、デンジュモクから構築を組み始めた。

デンジュモクは電気単という優秀なタイプをしてるが、サブウエポンとして採用されやすい地震を抜群で受けてしまう。そこでグラスフィールドを貼って地震を半減してやれば展開しやすくなると考え、カプ・ブルルと組ませることにした。

始めは交換しないまっすぐな展開構築を使っていた。しかし相手の行動に全対応できず上手く組めなかったので、2体でサイクルを回して相手をまんべんなく削ったところで、デンジュモクを死に出しして全抜きするという考え方に変更した。

そしてカプ・ブルルと受けの相性補完が優秀なドヒドイデを3匹目に採用。これらを基本選出とした。

またデンジュモクが苦手な相手として

・草タイプ
・霊獣ボルトロス
・特殊耐久があるポケモン(例:カプ・テテフバンギラス)

などが挙げられる。これらがいたときに選出するエースとして次にメガバシャーモを採用。

次に受け系統の相手や、ブルルドヒドイデが出せない相手(ウルガモス、ゲンガーetc..)に対して選出するミミッキュを採用。

最後にブルルドヒドイデが出せないときに地面タイプに繰り出せるポケモンがいなかったのでテッカグヤを採用。

以下個別解説。

1.カプ・ブルル 残飯 慎重
ウッドホーン 身代り 宿り木の種 リフレクター
H177(252) A150 B135 D161(252) S96(4)
HDぶっぱ残りS
200カプ・テテフの眼鏡サイコキネシス 94~112

カプ・テテフドヒドイデ対面での引き先が欲しかったので慎重HD、これでも耐久が微妙に足りないため残飯を持たせた。

技は残飯と相性がいい宿り木+身代りは確定で、攻撃技も場持ち重視でウッドホーンを選択。通常なら守るが入る枠は必須ではないと考え、初見殺し要素としてリフレクターを入れた。

ドヒドイデの受け性能のアップや、デンジュモクの起点作りなどに利用できる。また不利対面となる剣舞キノガッサの解答となる。

2.ドヒドイデ ゴツゴツメット 図太い
熱湯 冷凍ビーム 黒い霧 自己再生 
H157(252) B211(156) C86(100) D162 S55
131-125ミミッキュの身代りを熱湯で確定破壊
171-111メガボーマンダに冷凍ビームが108~128

ドヒドイデを多く選出していくにはボーマンダ入りに出せるようにする必要がある。なのでこの構築では冷凍ビームの採用が不可欠である。
熱湯、自己再生は確定として、残りの候補となる毒毒と黒い霧はどちらも有用な技だが、カプ・ブルルが非常に起点になりやすいポケモンであるので黒い霧を採用している。

このままだと削りの手段に乏しいので持ち物はゴツゴツメット

3.デンジュモク エスパーZ 臆病
10万ボルト エナジーボール 催眠術 蛍火
H190(252) B91 C193 D92(4) S148(252)
HSぶっぱ
DL意識残りD
197メガボーマンダの[スキン]捨て身タックル 87~102

S上昇の方法は色々試したが最終的にエスパーZ催眠に落ち着いた。

グラスフィールド
 ①唯一の弱点である地面技(の一部)を半減
 ②サブウェポンのエナジーボールを強化
 ③確定2耐えできる範囲が広がる
というシナジーがある。

無駄にサイクルを伸ばそうとしないで、行けると思ったらさっさとブルルかドヒドイデを切ってデンジュモクを死に出しする。その際グラスフィールド(やリフレクター)の残りターン数に十分に気を配る。

4.バシャーモ バシャーモナイト 意地っ張り
とび膝蹴り フレアドライブ 雷パンチ 守る
H155 A233(252) B100 D101(4) S152(252)
ASぶっぱ
DL意識残りD

テンプレのメガバシャーモだが、削れた相手を一掃していく役割なので崩しよりも範囲を重視して雷パンチを採用した。
(ブルルのリフレクターで起点作りできるといっても、必ず貼れるわけではないので依存するのは危険)

デンジュモクが十分すぎる崩し性能を持っているので、上手く役割分担できておりこれで正解だった。

5.ミミッキュ イアのみ 慎重
シャドークロー 身代り 呪い 痛み分け
H160(236) A110 B100 D154(116) S136(156)
身代り→呪いでイア発動させたいので4n調整
205ウルガモスの[+2]火炎放射を15/16耐え
222メガゲンガーシャドーボール ~157
最速70族抜き抜き

ルルドヒドイデが出せないor出しにくい相手が
ゲンガー、ウルガモス、霊獣ボルトロスゲッコウガetc..

メガバシャーモ+ブルルドヒドイデ以外の面子、という選出できついのが
カプ・レヒレスイクン、ヤドラン、ドヒドイデクレセリア(水や受けポケモン

である。これらに強く、相手によっては後出しからも役割を果たせるポケモンとして考案。

C200前後の相手の90技を2耐えするのでウルガモス、霊獣ボルト等に対して攻撃2回+Z技1回の行動保障を持つ。

ウルガモスの大文字は土下座。

6.テッカグヤ 飛行Z 控え目
エアスラッシュ 身代り 宿り木の種 ボディパージ
H173(4) B123 C174(252) D121 S113(252)
CSぶっぱ

最後に入ってきた枠、ゲンガー+地面の並びに出していく。

デンジュモクと同時選出したいことがいくらかあったので残飯でもいいかもしれない。



●選出
・ブルルドヒドイデデンジュモク
基本選出、マンダがいるときは特に出したい

・ブルルドヒドイデバシャーモ
デンジュモクが刺さらないとき

バシャーモテッカグヤミミッキュ
ルルドヒドイデが出せないとき


QRチーム
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-4D98-82E6

●special thanks
ルルドヒドイデの立ち回りに対して意見をくれたどなさん、こけももさん
http://d.hatena.ne.jp/donayanma/
http://kokettomomotto.hatenablog.com/


解説は以上です。

普段は対面的な構築を好んで使っているのでこのような受けメインの構築は使っていて新鮮でした。相手にしたときの立ち回りもわかりやすくなるので、えり好みせず色々な構築を使うのは大切だと思いました。


残り少ないSM環境も頑張って行きましょう。

では今回はこの辺で・。・