雨偽装ステロオノノクス展開

S6最高1940 最終1902
rebo杯(246名) ベスト8
justice cup(70名) 準優勝
ランドカップ(100名) ベスト16
あめおふ(64名)3-5 落ち
WBF(48名)3-2 落ち
どらおふ(48名)4-4 落ち

並べてみるとなんともいえない結果ですが気に入った構築なので掲載します。

以下解説。

ニョロトノ ハイドロポンプ 凍える風 滅びの唄 守る 水Z 控え目 雨降らし
ラグラージ 地震 欠伸 ステルスロック 吠える オボンのみ 腕白 激流
オノノクス ドラゴンクロー 地震 馬鹿力 竜の舞 地面Z 陽気 型破り
テッカグヤ エアスラッシュ 宿り木の種 身代り ボディパージ 残飯 控え目 ビーストブースト
ゲンガー 祟り目 ヘドロ爆弾 身代り 催眠術 ゲンガナイト 臆病 呪われボディ→影踏み
ミミッキュ じゃれつく 電磁波 鬼火 呪い 広角レンズ 慎重 化けの皮

ミミッキュで止まらない展開を求めていたことから、型破り+S上昇積み技を持つオノノクスに着目し、構築を考えた。

同様の特徴を持つポケモンとしてメガギャラドスがいるが、オノノクスの方がわずかにSが高く、環境に多いポケモンを抜いている点が強みである。

例:メガギャラドス(81)<ポリゴンZ(90)<カプ・テテフ(95)<ミミッキュ(96)<オノノクス(97)

またメガギャラドスは高い数値で起点作りをせずとも積んでいけるが突破力に欠けるのに対し、オノノクスは起点作りをしっかりしないと積めないがZを持てるので瞬間火力に秀でている。これらの違いを意識して構築を組んだ。

まずメインの起点作りはステロ+欠伸で行うことにした。壁も考えたが、岩石封じの流行や、壁下でもZ技+先制技で倒されることが多かったからだ。

しかしカバルドンは選出段階で展開を予想されやすく機能しにくかった、そこで選出段階で読まれない偽装を考えることにした。

そこで過去に採用した「単体性能の高いニョロトノ」+「ステロ欠伸ラグラージの並びを採用。

またこれによって選出されるポケモンがわかりやすくなり、オノノクスの技構成を決定しやすくなった。

そしてラグラージオノノクスで積みサイクルを行う場合、3体目として鋼タイプを採用したい。

そこで次にテッカグヤを採用、ラグラージオノノクステッカグヤを基本選出とした。

もちろんオノノクスが技構成上突破しづらい相手は存在するので、それらがいた場合のエースとしてメガゲンガーを採用。

最後にラグを初手に出せないときの代わりの起点作りとしてミミッキュを採用した。

以下個別解説。

1.ニョロトノ 水Z 控え目
ハイドロポンプ 凍える風 滅びの唄 守る
H191(204) B105(76) C143(156) D121(4) S99(68)
A233メガバシャーモの飛び膝蹴りを15/16で耐え
S148ミミッキュ抜き

以下の調整を使わせていただきました。↓
http://p-q-poke.hatenablog.com/entry/2017/07/19/211957

ほとんど選出しないが、滅びの唄が必要なバトンや回避構築に対してと、受けループをメガゲンガーと合わせて処理するときと、ドータクンシュバルゴのようなマイナーな鋼タイプがいるときに選出する。
バンドリを見れるスカーフもありかもしれないが、単体性能が一番高い型がこれだと思ったので採用した。
上でも書いたが、雨偽装することのメリットは「ステロ欠伸展開の警戒を削ぐこと」と「オノノクスのサブウエポンを通りやすくすること」。

2.ラグラージ オボンのみ 腕白
地震 欠伸 ステルスロック 吠える
H204(228) A133(20) B156(252) D111(4) S81(4)
H4n
145-106カプ・コケコを地震で15/16で一発
233メガバシャーモのとび膝蹴り〜130、オボン込み高乱数2耐え
147カプ・コケコの草結び耐え
166カプ・テテフの眼鏡[サイコフィールド]サイコキネシス耐え

オノノクステッカグヤメガゲンガーの起点を作る。カバルドンよりも数値が低いので扱いに注意が必要。
欠伸の効かないカプ・レヒレとカプ・コケコ対しては攻撃しに行って裏の圏内に入れるようにする。なのでカプ・レヒレへの削りのために技は滝登りではなく地震
剣舞+Z技で倒されてしまう場面が増え、初手欠伸から入らなければならない場面が多かったのが少し不便だった。


3.オノノクス 地面Z 陽気
ドラゴンクロー 地震 馬鹿力 竜の舞
H151 A199(252) B111(4) D90 S163(252)
AS
・被ダメ
197メガメタグロスの[固い爪]冷凍パンチを13/16耐え
[+2]状態でイカサマを15/16耐え
161ナットレイのジャイロボールを確定耐え
・与ダメ
ステロ+[+1]ドラゴンクロー+[+1]馬鹿力で191-234ポリゴン2確定2
ライジングランドオーバーで131-100ミミッキュ確定1
181-201ナットレイを[+2]馬鹿力で15/16で1発
181-151ナットレイを[+1]馬鹿力で15/16で1発

ニョロトノラグラージの並びによってミミッキュナットレイポリゴン2カプ・レヒレアシレーヌマリルリetc..などのポケモンが来やすい。これらに刺さるよう技構成を設定した。
逆鱗を打たせて裏で起点にする立ち回りが散見されたので、ドラゴンクローを採用。草や耐久の浮遊に弱くなってしまうのでそれらはゲンガーやテッカグヤで相手をする。
一般的にオノノクスはドラゴンZのイメージがあるが、ミミッキュを仮想敵においているのでミミッキュに打点のあるZを持たせるべきである。
耐久種族値が低く常にギリギリの立ち回りを求められるが、ミミッキュの皮を無視して立ち回れるのと、メジャーなSラインを総じて抜くことが出きる点がとても使い心地がよかった。

4.テッカグヤ 残飯 控え目
エアスラッシュ 宿り木の種 身代り ボディパージ
H173(4) B123 C174(252) D121 S113(252)
CS
ステロ+[+1]エアスラッシュで153-136リザードンY確定1

オノノクスが苦手とするポケモンを起点に展開する。
一般的な配分だとダウンロード対策にDに割いているが、火力を重視したかったのと攻撃は基本身代りが受けると考えてCSに振り切った。
オノノクスカバルドンで止まった時にラス1としてテッカグヤを出すと、吠えられることなく展開できるのが強かった。
ニョロトノ以外の全てのポケモンと並びを作れるので選出率が非常に高い。

5.ゲンガー ゲンガナイト 臆病
祟り目 ヘドロ爆弾 身代り 催眠術
H135 B101(4) C222(252) D115 S200(252)
CS

オノノクスの突破できないカプ・ブルルジャローダ入りや、キノガッサ入り、受けループに選出する。
しかしミミッキュ入りにはできる限りオノノクスを選出したい。
ニトロチャージを3回打たれると麻痺していても最速100族に抜かれてしまうので注意が必要。

6.ミミッキュ 広角レンズ 慎重
じゃれつく 鬼火 電磁波 呪い
H159(228) A110 B100 D154(116) S137(164)

配分は流用なので説明略

ラグラージを草技で縛ってくるキノガッサゲッコウガリザードンがいるときに起点作りとして選出。
じゃれつくを挑発や投げつけるにしてる型も見るが、キノガッサを相手にしたいのでじゃれつくを採用。
光の壁があるとオノノクスに繋げやすいが、切る技がない。


●選出
Ⅰ.起点作り(ラグラージorミミッキュ)+エース①(オノノクスorゲンガー)+エース②(テッカグヤ)

Ⅱ.ミミッキュ+ラグラージ+エース(メガゲンガーorオノノクス)

Ⅲ.ニョロトノメガゲンガー+補完(テッカグヤorラグラージ)
多分30戦に1回くらい

●弱点
無理
→草Z持ち炎と珠結びコケコ

辛い
バシャーモ+ラグを縛ってくる相手(草orカプ・テテフ)
リザY
スカーフラティオス
毒身代りボルトロス
その他草結び持ち全般


解説は以上です。



突発大会が多いので木曜に何か構築思いついたら更新するかもしれません。

出来なかったらUSUMで会いましょう

では今回はこの辺で・。・