第4回デュアルオフ準優勝
9th harvest4位
第9回あめおふ!ベスト8
カバルドン | 地震 | 欠伸 | 吹き飛ばし | ステルスロック | メンタルハーブ | 腕白 | 砂起こし |
トゲキッス | エアスラッシュ | マジカルシャイン | 大文字 | 草結び | 突撃チョッキ | 臆病 | 天の恵み |
ミミッキュ | じゃれつく | 影打ち | 呪い | トリックルーム | アッキのみ | 意地っ張り | 化けの皮 |
ルンパッパ | エナジーボール | 宿り木のタネ | 身代わり | 守る | 残飯 | 図太い | すいすい |
ギルガルド | シャドーボール | てっていこうせん | インファイト | 影打ち | 気合の襷 | おっとり | バトルスイッチ |
カビゴン | 捨て身タックル | アイアンヘッド | 雷パンチ | 鈍い | オボンのみ | 意地っ張り | 厚い脂肪 |
ダイマックスターンを遅延させることができる「身代わり+守る」が強いと思ったので、低耐久アタッカーの印象が強いポケモンをその型にすることで相手の選出時のプランを崩せるのではないかと思った。
そこですいすいアタッカーとしての印象が強く、水・草という独特の耐性を持つルンパッパに着目した。
宿り木の種・身代わり・守るによってハメを抜ける手段を持たないポケモンをまとめて処理することができ、また8世代で一貫しやすい水(主にウオノラゴン)に対して後出しから展開することができる。
次にルンパッパの不利対面時に後出しできて、上記の戦法と相性がいいステルスロックカバルドンを採用。
次にカバルドン+ルンパッパのサイクルで相手を疲弊させた後の全抜き要因としてダイジェットポケモンを採用したく思い、トゲキッスを採用。
この基本選出ではギャラドス入りに勝てないので、選出時に気づかれにくいギャラドス対策として雷パンチカビゴンを採用。
カビゴンを動かす上でほぼ必須と考えているトリックルームミミッキュを採用。
最後の枠はミミッキュ+カビゴンの選出をする際に初手出しできる要因が欲しく、気合の襷持ちで一番対応範囲の広いギルガルドを採用した。
以下個別解説。
1.カバルドン メンタルハーブ 腕白
H215(252) A132 B187(252) D93(4) S67
HB
ルンパッパとサイクルする中でステロ+あくびによって相手を削りトゲキッスの圏内に入れる。ウオノラゴンや水ロトムがいても躊躇なく選出できるのがいい。
また構築全体でアーマーガアが重いので持ち物はメンタルハーブ。トゲキッスとルンパッパが特殊相手に戦えることが多いので下手に耐久調整せずHBに振り切った。
吹き飛ばしの枠は怠けるでもいいと思う。
2.トゲキッス 突撃チョッキ 臆病
H161(4) B116(4) C171(244) D136(4) S145(252)
189トゲキッスのダイマックスエアスラッシュ[急所]~121
(ダイマックス時に急所×2+非急所高乱数耐え)
サイクルで削れた相手を上から一掃する役割。技構成はテンプレートだが、持ち物は相手のトゲキッス意識で突撃チョッキを持たせた。
草結びの枠は原子の力という選択肢もあるが、受けサイクルに選出するためHDトリトドンやヌオーへの打点が欲しかったので今回は見送り。
3.ルンパッパ 残飯 図太い
エナジーボール 宿り木のタネ 身代わり 守る
H187(252) B134(252) C110 D121(4) S90
HB
エナジーボールでH197ウオノラゴンの身代わりを確定破壊
177サザンドラの拘り眼鏡流星群14/16耐え
宿り木の種+守るを使うポケモンのほとんどは炎弱点を持っており、威力が130付近で均一化されるダイマックス技で弱点を取られると高い確率で一発で倒されてしまう。炎技の保有率が高い現環境では大きな課題である。
ルンパッパは炎等倍であることから上記をクリアしているのに加え、弱点がマイナーな毒、虫と、打ってくる相手が解りやすい飛行の3つなので、多くのターン場に居座ることができる。
またダイジェットを空を飛ぶや飛び跳ねるで打っている相手に対してはダイマックスを切らしてしまえば守るで完封することができる。
特性はダイストリームを受けてから身代わりを上から貼れるようすいすいを選択。
攻撃技は身代わりウオノラゴンを見なくなったら熱湯などに変えるのがいい。
4.ギルガルド 気合の襷 おっとり
シールド:H135 A71(4) B144 C112(252) D160 S112(252)
ブレード:H135 A161(4) B63 C211(252) D70 S112(252)
CS
気合の襷ギルガルドは鋼技の枠がラスターカノンと2択だが、今回はてっていこうせんを採用した。
後出ししてくるカバルドンを2発で処理したり、自主退場をしたい時などに役立つ。
Sを削ってACベースにしてもいいと思った。
5.ミミッキュ 意地っ張り アッキのみ
じゃれつく 影打ち トリックルーム 呪い
H162(252) A156(252) B100 D126(4) S116
HA
B[+1]で177ギャラドスの[珠]ダイジェット+1/8ダメ耐え
基本的にカビゴンとセットで選出するので、初手に行動保障のあるギルガルドを3匹目に選ぶことが多い。しかしルンパッパを初手に置きたくなることも多かったので、アッキのみを持たせてミミッキュに引く選択肢を増やした。
ギャラドスに対して後出しするときダイストリームを打たれると雨状態になってしまうが、ルンパッパ対面ではダイジェットを誘うので後出しが安定する。
6.カビゴン オボンのみ 意地っ張り (厚い脂肪)
捨て身タックル アイアンヘッド 雷パンチ 鈍い
H267(252) A143 B117(252) D131(4) S50
HB
キョダイマックス個体
トリックルームから全抜きする役割。
技構成は火力不足を補うのとダイウォールを打つために鈍い、メインウェポンの捨て身タックル、ダイスチルで自身の能力上昇に寄与するアイアンヘッドまで確定(余談だが能力上昇できるダイマックス技の内、無効の存在しないダイジェット、ダイスチルが2強だと思っている)。そして今回はギャラドスの対策のために最後の枠は雷パンチとした。
またキョダイマックス状態では木の実回復が半分になるため、フィラのみとオボンのみでは1/6-1/8=1/24しか違いが無い。なので特性を厚い脂肪にしてオボンのみを持たせている。これによってガラルヒヒダルマ、パルシェン、リザードンなどへの立ち回りがとても楽になる。
個別解説は以上です。
●選出
基本選出
対ギャラドス入り
大体この2つ。
ルンパッパorギルガルド+カバキッスorミミカビ
●弱点
ガラルサニーゴ+ドヒドイデ+アーマーガアのようなガチガチの受けサイクルがきつい。
戦術の性質上TODもきつい。
上記のKPの少ないオフライン対戦向けの構築と言える。
解説は以上です。
8世代最初の構築記事なので至らない部分もあったと思いましたが、ご覧頂きありがとうございました。
それでは今回はこの辺で
終