壁ライコウ+ガッサナンス(シングル)

第二回充電杯で優勝した構築を改良したものです。レートや大会で十分回して飽きたので公開。


ライコウ 10万ボルト めざめるパワー氷 リフレクター 光の壁 光の粘土 臆病 プレッシャー
キノガッサ キノコのほうし マッハパンチ きあいパンチ みがわり 毒毒玉 陽気 ポイズンヒール
ソーナンス カウンター ミラーコート みちづれ アンコール オボンのみ 穏やか 影踏み
ウルガモス 火炎放射 虫のさざめき めざめるパワー氷 蝶の舞 ラムのみ 臆病 炎の体
スイクン ハイドロポンプ 冷凍ビーム 神速 眠る カゴのみ 呑気 プレッシャー
テラキオン ストーンエッジ インファイト 電光石火 にどげり 拘り鉢巻 陽気 正義の心

また、この構築はだいあんさんの壁ライコウ構築(情報操作大安定:http://d.hatena.ne.jp/daian0721/20121123/1353659585)を参考にさせていただきました、ありがとうございます!

まず、壁ライコウ+ポイヒガッサの組み合わせが使いたくて構築を組みました。ガッサはローブと違い種族値的な弱みがありますが、ブシンと違い催眠耐性をもち、また一度ハメパターンに入れば突破が非常に困難であるポケモンです。さらにライコウを倒してくるスカーフ地面などを起点にすることもできます。
ライコウガッサの次に、ガッサと相性がよく色々な戦法(トリルローブ、雨etc..)に対して汎用性の高いソーナンスを入れて、この3体を軸に考えました。

この時点で相手のウルガモスにどうしようもないので、ウルガに対して後出しから狩れるポケモンを考えたところテラキオンに行き着きました。ガッサと二枚格闘になりますが、テラキとガッサの相性補完がとてもいいのでとくに不便ではなかったです。

次にガッサテラキの並びに一貫するEへの打点、そして相手のガッサへの対抗策としてラムウルガ、最後にパルウルガバンギマンムードリュガブ等を幅広く見れるスイクンを採用、水枠はパルも悩みましたが物理特殊を平等に受けれる点や相手の破ったパルを止めれる点からスイクンにしました。

このように6匹が確定、コンセプトは「積みに依存しないサイクル重視の壁構築」です。

では個別解説に入ります。

1.ライコウ 光の粘土 臆病
10万ボルト めざめるパワー氷 光の壁 リフレクター
H166(4) B95 C167(252) D120 S183(252)
CSぶっぱ

先制で壁を貼れるので耐久に振るメリットを感じなかったからCSぶっぱ。そしてSを甘えたアグノムやスターミー等を考えて最速。
ゴチルにキャッチされたりウルガや竜舞バンギの起点になりやすいのでそれらを注意しながら立ち回る。

2.キノガッサ 毒毒玉 陽気
キノコのほうし 身代わり きあいパンチ マッハパンチ
H155(156) A150 B100 D93(100) S134(252)
161グドラの眼鏡竜波動最高乱数以外耐え

完全にテンプレの型です。最初は地雷要素としてライコウがよぶクレセウルガに一貫するからげんきを持たせていたのですが、ゴツメハッサムエアームドへの解答に乏しく最終的にきあいパンチにしました。またグドラやドリュウズが仮想敵であることからマッパも切れません。

3.テラキオン 拘り鉢巻 陽気
インファイト ストーンエッジ 二度蹴り 電光石火
H167(4) A181(252) B110 D110 S176(252)
ASぶっぱ
ASグライオンをエッジ+ポイヒ回復2回+エッジで確定
207-147クレセリアをエッジで確定2
183-116ガブリアスインファイトスイクンの神速orガッサのマッハパンチで確定

ウルガモスに後出しから勝てて、ウルガのとりまき(パル、ナット、ガッサ、カイリュー等)にもある程度強いポケモンを模索したところテラキオンに行き着きました。ガッサと格闘タイプが被りますがこの2体は相性補完がかなりできているので問題ないと思われます。
技はインファイトとエッジは確定で、ドランやトドの無限を崩せて襷マンムーorノオーorバンギをワンキルできる二度蹴り、後は先制技の電光石火をいれました。
石化は雪崩と迷いましたが、雪崩もどうせ外すときは外すのでこの枠は石化にしました。実際石化は活躍の場面が多く正解に思います。

4.ソーナンス オボンのみ 穏やか
カウンター ミラーコート アンコール みちづれ
H268(20) B108(236) D121(252) S53
HP4n調整
残りBD

雨パやトリルブシン、拘った相手に対して選出、またガッサやウルガの展開の補助に使います。見せポケとして性能がピカイチでしたが、なぜか選出率は一番低かったです。

5.ウルガモス ラムのみ 臆病
火炎放射 虫のさざめき めざめるパワー氷 蝶の舞
H163(20) B86(4) C187(252) D126(4) S162(224)
(v-v-v-v-v-u個体)
最速グライ抜き
Cぶっぱ
残り耐久

壁パが苦手なキノガッサへの繰り出し要因。最初はカイリューを採用していましたが、パルの起点になりたくなかったのとキノガッサと氷弱点が被ることからウルガモスに変更しました。構築全体で苦手なエスパー対策にもなっています。
技はまず蝶舞が必須で、ノオーハッサムナットなどへ打つ放射、Eへの遂行技でさざめきが確定。ラストは重いガブリアスグライオンへのためにめざ氷を採用しました。

6.スイクン カゴのみ 呑気
ハイドロポンプ 冷凍ビーム 神速 眠る
H207(252) A95 B149(4) C142(252) D135 S94
HCぶっぱ
A200ガッサのテクニタネガン最高乱数×3以外3耐え
無振りガッサ冷ビ+神速で確定

単体性能を重視したHCスイクンキノガッサにワンチャン残すためカゴねむ型を採用。単水という抜群を取られにくいが等倍をとられやすいタイプが壁との相性抜群でした。ライコウが苦手なウルガモスバンギラスマンムードリュウズランドロスなどに強く、初手スカガブに繰り出していくこともできます。使っていて、壁パには積極的に入れていきたいポケモンだと感じました。
また上記のポケモンのいる構築に初手で選出したとき相手の襷ガッサと対面したときに75%の確率でタイマンに勝てます。

個別解説は以上です。

選出パターン
1.ライコウガッサナンス
基本選出ですがあまりしなかったです。
2.ライコウガッサスイクン
対雨
3.ライコウ+ガッサorテラキ+スイクンorウルガ
対砂
4.ガッサウルガテラキ
対受けループ
5.ライコウウルガナンス
対壁

構築の弱点としては、バンギグライが非常に厳しいです。対バンギグライはテラキライコウウルガという選出をしてグライに隙を作らせないようにしたいです。
あとはブルンゲルクレセリアガブリアスが若干めんどくさいです。

あと相手にスカーフ地面がいる可能性がある場合は初手をそれにタイマンで勝てるもの(スイクン等)にしたり裏にガッサをおいたりしなければ崩壊することがあるので注意が必要です。

では短いですがこんかいはこのへんで。

じゃあの・。・ノシ