(注)ランクバトルの実績はありません
普段から仲良くさせて頂いている颯さん主催の第6回東雲杯に参加してきました。
結果は電気ブロック2位抜けからの優勝することができました。
今回はそのとき使用した構築の記事となります。
以下解説。
あくびに対して後出しができて高火力を押し付けられる「こんじょう+火炎玉」の組み合わせに着目した。
それに加えて「性能が強いがタイプが不遇のポケモンのテラスタルは強い」という考えから今回はヘラクロスを軸とした。
ヘラクロスの使い方については、トリックルームアタッカーという択も存在するが、先制技や守るを持った物理受けが蔓延している今の環境では刺さらない。そこで物理受けに繰り出して崩し、裏の一貫を作る役割とした。
物理受けを誘導するために、初手に行動保証があるが崩しをしづらい見た目(★)のポケモンを置きたい。そこで襷セグレイブを採用。
3匹目にはセグレイブと同様に、(★)の性能を持ったポケモンが欲しいため、昔から信頼を置いている珠ミミッキュを採用。
ヘラクロスがSが高いポケモンに弱いので、先制技を持っているセグレイブとミミッキュは相性がよい。
上記の3匹を基本選出として、残りを下記のように決定した。
・壁や起点構築などのギミックへの対抗策としてスカーフトリックサーフゴー
・基本選出が辛いS97以上のポケモンが多い相手に対して繰り出す眼鏡ハバタクカミ
・初手にセグレイブやミミッキュを出さないときに交換できるクッションが必要になるため、タイプ相性を考えてオボン水ロトム
以下個別解説。
1.セグレイブ 気合の襷 陽気 テラス:氷
きょけんとつげき 氷柱針 地震 氷の礫
H191(4) A197(252) B112 D116 S152(252)
ASぶっぱ
ヘラクロスにテラスタルを切るので、突撃チョッキ型ではなくテラスタルへの依存度が低い気合の襷型を選択。
テラスタルは切らないのでなんでもよいと思ってたが、ハッサムが非常に重いので鋼半減にした方がよい。
2.ヘラクロス 火炎玉 意地っ張り テラス:水
テラバースト インファイト 身代わり 剣の舞
H175(156) A176(116) B113(140) D125(76) S108(20)
テラスタル時身代わりが121ウェーブタックル15/16耐え
257-149ヘイラッシャに対してこんじょうインファイトが120~142
(きょけんとつげき+インファイト×2で食べ残し5回の回復込み高乱数3発)
無振りロトム意識S振り
H:16n-1
A:11n
ヘイラッシャ、キョジオーン、カバルドンなどの物理受けに繰り出してそこから崩していく。
インファイトに対してゴーストを後出しされることが多々あったため、様子見の1手を打つことができる身代わりを採用した。これによりヘイラッシャ対面で得られるアドバンテージが増えて安定感が増した。
またテラスタイプを水にすることでテツノツツミ、サーフゴー、ラウドボーン、テツノドクガ、ウルガモスなどに役割を持てるようになる。
3.ミミッキュ 命の珠 陽気 テラス:ノーマル
じゃれつく シャドークロー 影打ち 剣の舞
H131(4) A142(252) B100 D125 S162(252)
ASぶっぱ
いつもの構成だが試験的にテラスタルをノーマルにしてみた。
ミミッキュのノーマルテラスは警戒されにくく、ミラー、ハバタクカミ、サーフゴーに対して大きいアドバンテージをとることができた。ヘラクロスを選出してないとき、かつ相手に上の3体がいるときはミミッキュにテラスタルを切ってアドバンテージをとることを優先的なプランとしたい。
4.サーフゴー 拘りスカーフ 臆病 テラス:ノーマル
シャドーボール ゴールドラッシュ トリック リフレクター
H163(4) B115 C185(252) D111 S149(252)
CSぶっぱ
一般的なスカーフサーフゴーにリフレクターを持たせた。
サーフゴーに対して撃たれる地面、悪技に対してリフレクター→ヘラクロス交代をすることが目的。
サーフゴーは5世代のラティオスを彷彿とさせて型を考えているときがとても楽しい。
構築全体で電気の一貫があり飛行テラスタルを採用したくなかったので、消去法でノーマル。
5.ハバタクカミ 拘り眼鏡 臆病 テラス:フェアリー
シャドーボール ムーンフォース マジカルフレイム サイコショック
H131(4) B75 C187(252) D155 S205(252)
CSぶっぱ
最近は耐久に振った個体が多いため逆張りで最速CS。
最初の3つの技は固定だと考えていて、ラストはテツノドクガ意識でサイコショックとした。
ミミッキュのテラスタルを守りのテラスタルにしたので、こちらは攻めのテラスタルを採用したいと思いテラスタルはフェアリー。
6.水ロトム オボンのみ 図太い テラス:鋼
ハイドロポンプ ボルトチェンジ イカサマ 電磁波
H157(252) B174(252) C125 D128(4) S106
HBぶっぱ
とんぼルチェン持ちのクッションは何匹かいるが、ヘイラッシャに強いことや地面の一貫が切れる点が評価が高い。アーマーガアも上記を満たすが、ヘラクロスと並べると炎が一貫してしまうため今回は水ロトムを採用。
耐久に振ったロトムは、セグレイブに強い駒となれる鋼テラスタルの評価が非常に高い。ただしセグレイブに打点がないと意味がないのでイカサマは持たせたい。
電磁波はヘラクロスを活かすためにいれたが、鬼火を打ちたい場面が多かったため要検討。
個別解説は以上です。
●選出
①セグレイブ+ヘラクロス+ミミッキュ
基本選出、対面的に動く。
②セグレイブ+ヘラクロス+ハバタクカミ
セグレイブミミッキュより速い面子が多いときに出す。
③ヘラクロスorサーフゴーorハバタクカミ+水ロトム+1
アタッカー2匹+クッションの選出。
④サーフゴー+2
オーロンゲやデカヌチャン入りに初手出しする。
●弱点
ハッサム(バレットパンチの通りがよすぎる)
ドドゲザン(刺さってないヘラクロスを強要されてしまう)
身代わりヘイラッシャ(みがまもでヘラクロスが削れてしまう)
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解説は以上です。
次はシングル厨に向けてレギュCの考察を進めていきたいと思います。そろそろランクバトルも頑張りたいですね。
では今回はこの辺で。
終