4月くらいから考えてた構築、ギミックが使いたくて考えたがあまり強くないと感じたので公開。
使用した大会の結果は以下の通り。
第2回harvest(32名) 3-4
突発大会(128名) ベスト8
ガルーラ | 猫騙し | 捨て身タックル | 地震 | 冷凍パンチ | ガルーラナイト | 陽気 | 肝っ玉→親子愛 |
ヌメルゴン | 流星群 | 火炎放射 | 堪える | 毒毒 | 脱出ボタン | 図太い | ぬめぬめ |
キノガッサ | タネマシンガン | マッハパンチ | 岩石封じ | キノコの胞子 | 気合のタスキ | 意地っ張り | テクニシャン |
ゲンガー | シャドーボール | 守る | 滅びの歌 | 道連れ | ゲンガナイト | 臆病 | 浮遊→影踏み |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | ストーンエッジ | 炎の牙 | 拘りスカーフ | 意地っ張り | 鮫肌 |
ファイアロー | ブレイブバード | フレアドライブ | とんぼがえり | 寝言 | 拘り鉢巻 | 意地っ張り | 疾風の翼 |
あまり開拓されていないS操作である「ぬめぬめ」に着目して、それを最大限利用する方法を考えていた。
しかしヌメルゴンが耐久力は秀でているが火力も特別なハメ性能も有してなかったので、相手のSを操作したところでヌメルゴン自体が何かするのは難しいと感じた。
そこで脱出ボタンを持たせることで相手のSを落としながら後続のポケモンの有利対面を作っていく展開を考えた。
まずヌメルゴン@脱出ボタンと組ませるメガシンカとして、上を取った時に最も強力なポケモンとして猫捨て身ガルーラを採用。
次にガル―ラヌメルゴン+1の条件として
・ヌメルゴン後出し時にメガガルーラにグロウパンチを打たれても対応できる
・厨パに選出するのでバシャアローに対面勝てる
・上をとったときに一貫性のある技をうてる
・初手ガルーラゲンガー対面でゲンガーに後出しできるorガルゲン11交換の後ヌメル+1で十分戦える
・地震を誘わない
etc..
などを考えて襷キノガッサを採用した。
次に猫捨て身ガルーラが苦手なサイクル系の構築に出していけて、脱出ボタンと相性のいい滅びゲンガーを採用。
化身ボルトロスとこちらのゲンガーが対面したときの引き先となるガブリアスを採用。
最後にガルーラ・ガブ・ガッサなどとスタン選出できる鉢巻ファイアローを採用した。
以下個別解説。
1.ガルーラ ガル―ラナイト 陽気
猫だまし 捨て身タックル 地震 冷凍パンチ
H181(4) A177(252) B120 D120 S167(252)
AS
テンプレの猫捨て身ガルーラ、S[-1]スカーフガブリアスに先制したかったので陽気最速。
地震は不意打ちとの択だが、非接触技が欲しい場面は多かったので地震を採用、ギルガルドが重いのもある。
ミミロップやルカリオなどのSを下げて捨て身の一貫を作る。
ただクレセやカバに大きく隙を作るので選出は控えめだった。
2.ヌメルゴン 脱出ボタン 図太い
流星群 火炎放射 どくどく 堪える
H191(204) B127(204) C130 D170 S113(100)
S[-1]ガブリアス抜き
194親子愛捨て身タックル耐え
構築の軸、ガルーラやキノガッサのS補助を行ったり、滅び脱出のコンボに使ったりする。
行動回数がほとんど保障されてないので瞬間火力に秀でた流星群、ナットレイが辛いので火炎放射、クレセなどとの対面でうつどくどく、最後に脱出ボタンと相性のいい堪えるを採用した。
これによって逆鱗で拘ったガブリアスにワンチャン勝てたりする。また交代際に積技を使われた時に使用して倒されるのを防ぐことができる。
3.キノガッサ 気合のタスキ 意地っ張り
タネマシンガン マッハパンチ 岩石封じ キノコの胞子
H135 A200(252) B101(4) D80 S122(252)
AS
タネマシンガン5発で183-116ガブリアス確定
ギミック依存するならポイヒガッサの方が合ってるが、ギミックに依存しない型を使いたかったのと、アローやバシャ入りにガルヌメガッサと選出したかったことから襷ガッサ。最近は剣の舞持ちが増えているが、脱出ギミックを使う場合実質2体で戦うことになるので、範囲の狭さは致命的になると考え岩石封じを選択した。
ギミックの性質上、最速起きされたら負けるという状況が多くあるが、それでも上をとったときのキノガッサの制圧力はすさまじかった。
4.ゲンガー ゲンガナイト 臆病
シャドーボール 守る 滅びの歌 道連れ
H157(172) B101(4) C191(4) D125(76) S200(252)
191シャドーボールを12/16耐え
ガルーラが出しにくいサイクル構築に選出。基本的な動きは
滅び→守る→交換&脱出→守る で1体倒して、道連れでもう1体倒す。
最後に対面性能の高いポケモン(ガブやガッサ)とぬめぬめの組み合わせで相手のラス1を倒す。
初手ゲンガーミラーに勝てるようにHDSベースにしたが、最近はこの配分のゲンガーでミラーすることも多くなったので再考の余地がある。
ゲンヌメ@1の選出が一番多かった。
5.ガブリアス 拘りスカーフ 意地っ張り
逆鱗 地震 ストーンエッジ 炎のキバ
H183 A200(252) B116(4) D105 S154(252)
AS
最初は鉢巻ガブ+ぬめぬめのギミックを使用していたが、天候やトリルと違いぬめぬめは「個体」に作用するので1体倒した後の次の相手に一方的に倒されてしまう。脱出ボタンギミックを使う限り1+α体のアドバンテージをとれないと割に合わないのでこれは不適である。
なのでぬめぬめとのギミックに適しているのは「Sが上なら一方的に倒すことができ、次に死に出しで出てくる相手にも対面性能を発揮できるポケモン」である。前の項でも説明したが襷キノガッサがまさにその最たるである。
これらから、ガブリアスは裏択のスタン選出で使うために一番汎用性の高いスカーフとした。ガルゲンが上から倒されてしまう高速特殊高火力が苦手なのでこれで正解に感じた。
6.ファイアロー 拘り鉢巻 意地っ張り
ブレイブバード フレアドライブ とんぼがえり 寝言
H179(204) A146(252) B91 D89 S153(52)
準速100族抜き
Aぶっぱ残りH
最後に補完で入ってきたポケモン、裏択を出すことが多いだろうと感じていたので汎用性のある鉢巻型。
とんぼがえり+脱出のシナジーが一応あるがあまり使う機会はなかった。
キノガッサが流行ってるので4枠目は素直に寝言を採用した。
個別解説は以上です。
●選出
・ガルヌメガッサ
対「ガルーラを上から叩いて処理してくる構築」
例:厨パ、ルカリオ、マンダ、ミミロップ入り
・ゲンヌメガッサ
対「耐久ポケモンでガルーラを処理する構築」
例:ガルクレセ、カバガル
・ガル+ガブアローガッサから@2
対「脱出展開が刺さりにくい構築」
例:ラティ、フーディンのような高速特殊高火力持ち
●雑感
ガルガブに強いギミックを求めて作ったが、ガルガブの取り巻き(ボルトスイクンゲンガー..)は非接触の特殊が多く、それらを選出されたときに手も足も出なかったので正直意味はなかった。
脱出が警戒されないポケモンで行う滅び脱出のギミックは強かった印象。
解説は以上です。
GWは待ちに待った4連オフなので全力で楽しみたいと思います。
では今回はこの辺で・。・