雨偽装ステロオノノクス展開

S6最高1940 最終1902
rebo杯(246名) ベスト8
justice cup(70名) 準優勝
ランドカップ(100名) ベスト16
あめおふ(64名)3-5 落ち
WBF(48名)3-2 落ち
どらおふ(48名)4-4 落ち

並べてみるとなんともいえない結果ですが気に入った構築なので掲載します。

以下解説。

ニョロトノ ハイドロポンプ 凍える風 滅びの唄 守る 水Z 控え目 雨降らし
ラグラージ 地震 欠伸 ステルスロック 吠える オボンのみ 腕白 激流
オノノクス ドラゴンクロー 地震 馬鹿力 竜の舞 地面Z 陽気 型破り
テッカグヤ エアスラッシュ 宿り木の種 身代り ボディパージ 残飯 控え目 ビーストブースト
ゲンガー 祟り目 ヘドロ爆弾 身代り 催眠術 ゲンガナイト 臆病 呪われボディ→影踏み
ミミッキュ じゃれつく 電磁波 鬼火 呪い 広角レンズ 慎重 化けの皮

ミミッキュで止まらない展開を求めていたことから、型破り+S上昇積み技を持つオノノクスに着目し、構築を考えた。

同様の特徴を持つポケモンとしてメガギャラドスがいるが、オノノクスの方がわずかにSが高く、環境に多いポケモンを抜いている点が強みである。

例:メガギャラドス(81)<ポリゴンZ(90)<カプ・テテフ(95)<ミミッキュ(96)<オノノクス(97)

またメガギャラドスは高い数値で起点作りをせずとも積んでいけるが突破力に欠けるのに対し、オノノクスは起点作りをしっかりしないと積めないがZを持てるので瞬間火力に秀でている。これらの違いを意識して構築を組んだ。

まずメインの起点作りはステロ+欠伸で行うことにした。壁も考えたが、岩石封じの流行や、壁下でもZ技+先制技で倒されることが多かったからだ。

しかしカバルドンは選出段階で展開を予想されやすく機能しにくかった、そこで選出段階で読まれない偽装を考えることにした。

そこで過去に採用した「単体性能の高いニョロトノ」+「ステロ欠伸ラグラージの並びを採用。

またこれによって選出されるポケモンがわかりやすくなり、オノノクスの技構成を決定しやすくなった。

そしてラグラージオノノクスで積みサイクルを行う場合、3体目として鋼タイプを採用したい。

そこで次にテッカグヤを採用、ラグラージオノノクステッカグヤを基本選出とした。

もちろんオノノクスが技構成上突破しづらい相手は存在するので、それらがいた場合のエースとしてメガゲンガーを採用。

最後にラグを初手に出せないときの代わりの起点作りとしてミミッキュを採用した。

以下個別解説。

1.ニョロトノ 水Z 控え目
ハイドロポンプ 凍える風 滅びの唄 守る
H191(204) B105(76) C143(156) D121(4) S99(68)
A233メガバシャーモの飛び膝蹴りを15/16で耐え
S148ミミッキュ抜き

以下の調整を使わせていただきました。↓
http://p-q-poke.hatenablog.com/entry/2017/07/19/211957

ほとんど選出しないが、滅びの唄が必要なバトンや回避構築に対してと、受けループをメガゲンガーと合わせて処理するときと、ドータクンシュバルゴのようなマイナーな鋼タイプがいるときに選出する。
バンドリを見れるスカーフもありかもしれないが、単体性能が一番高い型がこれだと思ったので採用した。
上でも書いたが、雨偽装することのメリットは「ステロ欠伸展開の警戒を削ぐこと」と「オノノクスのサブウエポンを通りやすくすること」。

2.ラグラージ オボンのみ 腕白
地震 欠伸 ステルスロック 吠える
H204(228) A133(20) B156(252) D111(4) S81(4)
H4n
145-106カプ・コケコを地震で15/16で一発
233メガバシャーモのとび膝蹴り〜130、オボン込み高乱数2耐え
147カプ・コケコの草結び耐え
166カプ・テテフの眼鏡[サイコフィールド]サイコキネシス耐え

オノノクステッカグヤメガゲンガーの起点を作る。カバルドンよりも数値が低いので扱いに注意が必要。
欠伸の効かないカプ・レヒレとカプ・コケコ対しては攻撃しに行って裏の圏内に入れるようにする。なのでカプ・レヒレへの削りのために技は滝登りではなく地震
剣舞+Z技で倒されてしまう場面が増え、初手欠伸から入らなければならない場面が多かったのが少し不便だった。


3.オノノクス 地面Z 陽気
ドラゴンクロー 地震 馬鹿力 竜の舞
H151 A199(252) B111(4) D90 S163(252)
AS
・被ダメ
197メガメタグロスの[固い爪]冷凍パンチを13/16耐え
[+2]状態でイカサマを15/16耐え
161ナットレイのジャイロボールを確定耐え
・与ダメ
ステロ+[+1]ドラゴンクロー+[+1]馬鹿力で191-234ポリゴン2確定2
ライジングランドオーバーで131-100ミミッキュ確定1
181-201ナットレイを[+2]馬鹿力で15/16で1発
181-151ナットレイを[+1]馬鹿力で15/16で1発

ニョロトノラグラージの並びによってミミッキュナットレイポリゴン2カプ・レヒレアシレーヌマリルリetc..などのポケモンが来やすい。これらに刺さるよう技構成を設定した。
逆鱗を打たせて裏で起点にする立ち回りが散見されたので、ドラゴンクローを採用。草や耐久の浮遊に弱くなってしまうのでそれらはゲンガーやテッカグヤで相手をする。
一般的にオノノクスはドラゴンZのイメージがあるが、ミミッキュを仮想敵においているのでミミッキュに打点のあるZを持たせるべきである。
耐久種族値が低く常にギリギリの立ち回りを求められるが、ミミッキュの皮を無視して立ち回れるのと、メジャーなSラインを総じて抜くことが出きる点がとても使い心地がよかった。

4.テッカグヤ 残飯 控え目
エアスラッシュ 宿り木の種 身代り ボディパージ
H173(4) B123 C174(252) D121 S113(252)
CS
ステロ+[+1]エアスラッシュで153-136リザードンY確定1

オノノクスが苦手とするポケモンを起点に展開する。
一般的な配分だとダウンロード対策にDに割いているが、火力を重視したかったのと攻撃は基本身代りが受けると考えてCSに振り切った。
オノノクスカバルドンで止まった時にラス1としてテッカグヤを出すと、吠えられることなく展開できるのが強かった。
ニョロトノ以外の全てのポケモンと並びを作れるので選出率が非常に高い。

5.ゲンガー ゲンガナイト 臆病
祟り目 ヘドロ爆弾 身代り 催眠術
H135 B101(4) C222(252) D115 S200(252)
CS

オノノクスの突破できないカプ・ブルルジャローダ入りや、キノガッサ入り、受けループに選出する。
しかしミミッキュ入りにはできる限りオノノクスを選出したい。
ニトロチャージを3回打たれると麻痺していても最速100族に抜かれてしまうので注意が必要。

6.ミミッキュ 広角レンズ 慎重
じゃれつく 鬼火 電磁波 呪い
H159(228) A110 B100 D154(116) S137(164)

配分は流用なので説明略

ラグラージを草技で縛ってくるキノガッサゲッコウガリザードンがいるときに起点作りとして選出。
じゃれつくを挑発や投げつけるにしてる型も見るが、キノガッサを相手にしたいのでじゃれつくを採用。
光の壁があるとオノノクスに繋げやすいが、切る技がない。


●選出
Ⅰ.起点作り(ラグラージorミミッキュ)+エース①(オノノクスorゲンガー)+エース②(テッカグヤ)

Ⅱ.ミミッキュ+ラグラージ+エース(メガゲンガーorオノノクス)

Ⅲ.ニョロトノメガゲンガー+補完(テッカグヤorラグラージ)
多分30戦に1回くらい

●弱点
無理
→草Z持ち炎と珠結びコケコ

辛い
バシャーモ+ラグを縛ってくる相手(草orカプ・テテフ)
リザY
スカーフラティオス
毒身代りボルトロス
その他草結び持ち全般


解説は以上です。



突発大会が多いので木曜に何か構築思いついたら更新するかもしれません。

出来なかったらUSUMで会いましょう

では今回はこの辺で・。・

うっかりやキングドラ(bw2)

第4回CCSで使用したキングドラの型、構築自体は即席で完成度が低いので省略する。

キングドラ 命の珠 うっかりや
波乗り 竜の波動 滝登り 竜の舞
H149(個体値29) A116(4) B115 C161(252) D103 S137(252)

[+1][雨][珠]滝登り
227-141クレセリアに108〜130
325-62輝石ラッキーに165〜195

[珠]竜の波動
201-101ヤドランに106〜126
175-131ラティオスに162〜194

[雨][珠]波乗り
175-101ハッサムに165〜196
171-134エアームドに126〜150

特殊キングドラを使っていて波乗りと竜波動しかほぼ打たなかったので、このようなメタ特化した構成もありだと考えた。

基本は特殊キングドラとして扱い、仮想敵と当たったときに龍舞滝登りを使用する。

また天候を雨から変えてラティオスで縛ろうとするスタンに対して舞って行くこともできる。

従来のキングドラよりもスイクンに対して弱くなってしまったが、スイクンの裏にパル、ハッサム、ブシンなどを置いて物理グドラを見る動きが多かったので、元々スイクンに強くないと考えて妥協した。

もう7世代も折り返しだが、5世代をやる機会は定期的に訪れるのでその都度考えていきたい。

7世代の構築記事もそろそろ書きたいですね(ネタがない)

以上

クサZデンジュモク

デンジュモク クサZ 控え目
10万ボルト めざめるパワー エナジーボール 蛍火
H189(244) B91 C238(188) D101(76) S103

155ゲッコウガのZハイドロポンプを15/16耐え

ブルームシャインエクストラ
163-96までのカプ・コケコを確定1発
215-136カバルドンを確定1発
185-86ドリュウズを14/16で1発
165-100霊獣ランドロスを11/16で1発

・[+1]10万ボルト
171-110メガボーマンダを13/16で1発

・[+1]めざめるパワー岩
153-105リザードンXを確定1発
125-127ヒートロトムを確定1発

・[+1]エナジーボール
216-112までのマンムーを確定1発

・[+3]めざめるパワー岩
167-145ガラガラ(A)を確定1発

クサZヒードランとは違いデンジュモクは弱点も耐性も少ないのでサイクルの中に取り入れるポケモンではなく死に出しから展開するポケモンである。
だがSが上がってないデンジュモクは上からの攻撃に行動保障を持てないケースが多い。
そこでトリックルームと相性がいいと感じ、クレセリアミミッキュと同居させていた。

しかし最近サザンドラが急増して完全にお荷物になってしまったので公開。

せっかくツモったんやけどな〜。

おわり

ブルルドヒドイデ+デンジュモク

第34回シングル厨の集い(200名) 4-2抜け→65位
第4回MASTERSオフ(55名) 6-2抜け→ベスト16

カプ・ブルル ウッドホーン 身代り 宿り木の種 リフレクター 残飯 慎重 グラスメイカ
ドヒドイデ 熱湯 冷凍ビーム 黒い霧 自己再生 ゴツゴツメット 図太い 再生力
デンジュモク 10万ボルト エナジーボール 催眠術 蛍火 エスパーZ 臆病 ビーストブースト
バシャーモ とび膝蹴り フレアドライブ 雷パンチ 守る バシャーモナイト 意地っ張り 加速→加速
ミミッキュ シャドークロー 身代り 痛み分け 呪い イアのみ 慎重 化けの皮
テッカグヤ エアスラッシュ 身代り 宿り木の種 ボディパージ 飛行Z 控え目 ビーストブースト

過去の構築(http://d.hatena.ne.jp/cloudia220/20170620/1497964447)でSの上昇したデンジュモクの抜き性能に惚れ込んで、デンジュモクから構築を組み始めた。

デンジュモクは電気単という優秀なタイプをしてるが、サブウエポンとして採用されやすい地震を抜群で受けてしまう。そこでグラスフィールドを貼って地震を半減してやれば展開しやすくなると考え、カプ・ブルルと組ませることにした。

始めは交換しないまっすぐな展開構築を使っていた。しかし相手の行動に全対応できず上手く組めなかったので、2体でサイクルを回して相手をまんべんなく削ったところで、デンジュモクを死に出しして全抜きするという考え方に変更した。

そしてカプ・ブルルと受けの相性補完が優秀なドヒドイデを3匹目に採用。これらを基本選出とした。

またデンジュモクが苦手な相手として

・草タイプ
・霊獣ボルトロス
・特殊耐久があるポケモン(例:カプ・テテフバンギラス)

などが挙げられる。これらがいたときに選出するエースとして次にメガバシャーモを採用。

次に受け系統の相手や、ブルルドヒドイデが出せない相手(ウルガモス、ゲンガーetc..)に対して選出するミミッキュを採用。

最後にブルルドヒドイデが出せないときに地面タイプに繰り出せるポケモンがいなかったのでテッカグヤを採用。

以下個別解説。

1.カプ・ブルル 残飯 慎重
ウッドホーン 身代り 宿り木の種 リフレクター
H177(252) A150 B135 D161(252) S96(4)
HDぶっぱ残りS
200カプ・テテフの眼鏡サイコキネシス 94~112

カプ・テテフドヒドイデ対面での引き先が欲しかったので慎重HD、これでも耐久が微妙に足りないため残飯を持たせた。

技は残飯と相性がいい宿り木+身代りは確定で、攻撃技も場持ち重視でウッドホーンを選択。通常なら守るが入る枠は必須ではないと考え、初見殺し要素としてリフレクターを入れた。

ドヒドイデの受け性能のアップや、デンジュモクの起点作りなどに利用できる。また不利対面となる剣舞キノガッサの解答となる。

2.ドヒドイデ ゴツゴツメット 図太い
熱湯 冷凍ビーム 黒い霧 自己再生 
H157(252) B211(156) C86(100) D162 S55
131-125ミミッキュの身代りを熱湯で確定破壊
171-111メガボーマンダに冷凍ビームが108~128

ドヒドイデを多く選出していくにはボーマンダ入りに出せるようにする必要がある。なのでこの構築では冷凍ビームの採用が不可欠である。
熱湯、自己再生は確定として、残りの候補となる毒毒と黒い霧はどちらも有用な技だが、カプ・ブルルが非常に起点になりやすいポケモンであるので黒い霧を採用している。

このままだと削りの手段に乏しいので持ち物はゴツゴツメット

3.デンジュモク エスパーZ 臆病
10万ボルト エナジーボール 催眠術 蛍火
H190(252) B91 C193 D92(4) S148(252)
HSぶっぱ
DL意識残りD
197メガボーマンダの[スキン]捨て身タックル 87~102

S上昇の方法は色々試したが最終的にエスパーZ催眠に落ち着いた。

グラスフィールド
 ①唯一の弱点である地面技(の一部)を半減
 ②サブウェポンのエナジーボールを強化
 ③確定2耐えできる範囲が広がる
というシナジーがある。

無駄にサイクルを伸ばそうとしないで、行けると思ったらさっさとブルルかドヒドイデを切ってデンジュモクを死に出しする。その際グラスフィールド(やリフレクター)の残りターン数に十分に気を配る。

4.バシャーモ バシャーモナイト 意地っ張り
とび膝蹴り フレアドライブ 雷パンチ 守る
H155 A233(252) B100 D101(4) S152(252)
ASぶっぱ
DL意識残りD

テンプレのメガバシャーモだが、削れた相手を一掃していく役割なので崩しよりも範囲を重視して雷パンチを採用した。
(ブルルのリフレクターで起点作りできるといっても、必ず貼れるわけではないので依存するのは危険)

デンジュモクが十分すぎる崩し性能を持っているので、上手く役割分担できておりこれで正解だった。

5.ミミッキュ イアのみ 慎重
シャドークロー 身代り 呪い 痛み分け
H160(236) A110 B100 D154(116) S136(156)
身代り→呪いでイア発動させたいので4n調整
205ウルガモスの[+2]火炎放射を15/16耐え
222メガゲンガーシャドーボール ~157
最速70族抜き抜き

ルルドヒドイデが出せないor出しにくい相手が
ゲンガー、ウルガモス、霊獣ボルトロスゲッコウガetc..

メガバシャーモ+ブルルドヒドイデ以外の面子、という選出できついのが
カプ・レヒレスイクン、ヤドラン、ドヒドイデクレセリア(水や受けポケモン

である。これらに強く、相手によっては後出しからも役割を果たせるポケモンとして考案。

C200前後の相手の90技を2耐えするのでウルガモス、霊獣ボルト等に対して攻撃2回+Z技1回の行動保障を持つ。

ウルガモスの大文字は土下座。

6.テッカグヤ 飛行Z 控え目
エアスラッシュ 身代り 宿り木の種 ボディパージ
H173(4) B123 C174(252) D121 S113(252)
CSぶっぱ

最後に入ってきた枠、ゲンガー+地面の並びに出していく。

デンジュモクと同時選出したいことがいくらかあったので残飯でもいいかもしれない。



●選出
・ブルルドヒドイデデンジュモク
基本選出、マンダがいるときは特に出したい

・ブルルドヒドイデバシャーモ
デンジュモクが刺さらないとき

バシャーモテッカグヤミミッキュ
ルルドヒドイデが出せないとき


QRチーム
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-4D98-82E6

●special thanks
ルルドヒドイデの立ち回りに対して意見をくれたどなさん、こけももさん
http://d.hatena.ne.jp/donayanma/
http://kokettomomotto.hatenablog.com/


解説は以上です。

普段は対面的な構築を好んで使っているのでこのような受けメインの構築は使っていて新鮮でした。相手にしたときの立ち回りもわかりやすくなるので、えり好みせず色々な構築を使うのは大切だと思いました。


残り少ないSM環境も頑張って行きましょう。

では今回はこの辺で・。・

シーズン4使用構築「カプ・テテフ+ウルガモス」

最終1911とつたない結果ですが、構築として上手くまとめられたので更新。
ラスチャレはこれのベースとなる構築で出ました。

以下解説。

ウルガモス 火炎放射 虫のさざめき サイコキネシス 蝶の舞 気合の襷 控え目 虫の知らせ
カプ・テテフ サイコキネシス ムーンフォース 自然の怒り 挑発 カプZ 臆病 サイコメイカ
ボーマンダ 捨て身タックル 地震 竜の舞 羽休め ボーマンダナイト 陽気 威嚇→スカイスキン
カバルドン 地震 ステルスロック 欠伸 吹き飛ばし ゴツゴツメット 腕白 砂起こし
ウツロイド ヘドロウェーブ パワージェム めざめるパワー氷 サイコキネシス 拘りスカーフ 臆病 ビーストブースト
ギャラドス 噛み砕く 滝登り 挑発 竜の舞 ギャラドスナイト 陽気 威嚇→型破り

*採用順で掲載

ポリゴン2ナットレイテッカグヤ等の受けを崩せることが7世代は大事だと考え、これらを起点に展開できるウルガモスから組み始めた。

そして3つ目の技に広く等倍を取れるサイコキネシスを採用し、威力不足を解消するためにカプ・テテフと同時選出することにした。

カプ・テテフウルガモスの並びは気合の襷+エスパーZの組み合わせが一般的だ。しかしウルガモスは物理に対して展開し辛く、カプ・テテフが中速故に常に起点作りができると限らない。そこで強引に展開できるようにウルガモスに気合の襷、カプ・テテフは耐久を振って初手の行動保障を持たせた。

これにより、サイコキネシスの強化だけでなく襷の弱点である先制技のカットという2つ目の恩恵が手に入る。

カプ・テテフウルガモスを基本選出として、残りの駒は

ウルガモスに出てくる物理を起点にできるメガボーマンダ

●初手テテフが隙を見せるミミッキュメタグロスに対する引き先としてカバルドン

ボーマンダが苦手な電気、ウルガモスが苦手な炎に対して展開でき、先に展開されたときのストッパーになるスカーフウツロイド

●最後にこれまでで苦手なカバルドン入りと受け構築に強い駒として挑発メガギャラドス

を採用した。

以下個別解説。

1.カプ・テテフ カプZ 臆病
サイコキネシス ムーンフォース 自然の怒り 挑発
H167(172) B118(180) C151(4) D136(4) S147(148)
最速メガギャラドス抜き
194メガガルーラの[親子愛]捨て身タックル ~132 + ~33
197メガボーマンダの[スカイスキン]捨て身タックル ~160
182メガリザードンXの[固い爪]フレアドライブ ~160
121テッカグヤのヘビーボンバー ~168
115ゲッコウガのダストシュート ~158

初手の行動保障を持たせるために耐久に振りたいが、先制挑発したい場面も多かったのでHBS基調。火力が非常に乏しいので定数ダメを与えられるカプZを持たせた。

特殊耐久が脆くメガゲンガーに乱数で倒されてしまうが、スカーフ警戒で引かれる事が多く、引かれなくても後ろにウルガモスで起点にできるのでケアはできている。

基本は初手ガーディアン・デ・アローラ(以下GDA)ぶっぱだが、後続がステルスロックを撒かれると非常に辛いので撒いてくる可能性のある相手には挑発から入る。

またウルガモス以外にも、カプ・テテフに出される鋼を削ることでウツロイドの一貫を作るという役割がある。

2.ウルガモス 気合の襷 控え目
火炎放射 虫のさざめき サイコキネシス 蝶の舞
H161(4) B85 C205(252) D125 S152(252)
CSぶっぱ
155-131メガメタグロスに火炎放射が158~
153-105メガリザードンXに[サイコフィールド][+1]サイコキネシスが148~175

カプ・テテフの死に出しから展開する。メガメタグロスをワンパンしたかったので控え目+火炎放射で採用。

ウルガモスはZを持った型が多く見られるが、耐久に乏しく上からワンパンされる可能性が高いので襷での運用が一番安定すると考えている。

砂・霰を撒いてくる相手にはよく考えて選出する。

3.ボーマンダ ボーマンダナイト 陽気
捨て身タックル 地震 竜の舞 羽休め
H171(4) A197(252) B150 D110 S189(252)
ASぶっぱ

カプ・テテフをワンパンするメガルカリオを捨て身タックルで1発で落とせる陽気AS。

環境に飛行技のみのボーマンダが多く、地震無警戒で動いてくる相手がいそうだったので地震を採用。

残りの枠は無難に竜の舞+羽休めとした。

陽気メガボーマンダはS[+1]でメガラグラージや意地っ張りドリュウズを抜けるので天候パに選出していく。

4.カバルドン ゴツゴツメット 腕白
地震 ステルスロック 欠伸 吹き飛ばし
H215(252) A132 B187(252) D93(4) S67
HBぶっぱ

初手カプ・テテフメガメタグロスミミッキュが対面したときの引き先。砂起こしとウルガモスがアンチシナジーに見えるが
・テテフのHPを温存しながらカバルドンに引き
・ステロ欠伸で数ターン消費して
・サイコフィールドが切れたタイミングでテテフをクッションに出し
ウルガモスを無償降臨する
という立ち回りが多く、これによって砂ターンを消費しきった状態でウルガモスを出すことが多かった。

砂起こしによるウツロイドのD上昇のシナジーもある。

5.ウツロイド 拘りスカーフ 臆病
ヘドロウェーブ パワージェム めざめるパワー氷 サイコキネシス
H185(4) B67 C179(252) D151 S170(252)
CSぶっぱ
215-93カバルドンにC[+1]or[サイコフィールド]サイコキネシスが98~116
169-101メガバシャーモにC[+1]or[サイコフィールド]サイコキネシスが180~
135-115メガゲンガーにC[+1]or[サイコフィールド]サイコキネシスが158~
171-111メガボーマンダにめざめるパワー氷が148~176

ウルガモスボーマンダが出しにくい相手に刺していく枠、また先に展開してきた相手に対するストッパーとなる。始めはBにがっつり割いた型を使っていたが、この構築ではストッパーの役割になりやすかったのでCSに落ち着いた。

カプ・テテフに対する役割を鋼に任せているパーティには、GDAで削った後にウツロイドのビーストブーストの餌にする。ただし技の威力が低いのでC[+1]のスカーフウツロイドで抜けそうなパーティかよく考えた上で選出する。

ビーストブーストは化けの皮などを除けば最強の特性だと考えているのでUBは積極的に採用したい。

6.ギャラドス ギャラドスナイト 陽気
噛み砕く 滝登り 挑発 竜の舞
H191(164) A194(148) B129 D150 S138(196)
155-170メガメタグロスが[+1]噛み砕くで確定1

カバルドン入りと受け構築が辛かったので最後の枠として投入した。

しかし突破力がかなり低い上に、マンダウルガと合わせて岩(ステロ)の一貫がひどいのでこの枠は要検討。


個別解説は以上です。

●選出
カプ・テテフウルガモス+@1
ほぼこれ

@1は基本はメガボーマンダ、岩の一貫があったときはウツロイドメガメタグロスがいたときはカバルドンカバルドンがいたときはギャラドス

ミミッキュ入りにはカバルドンを出すべきだが、ミミッキュのSラインが下がっていることやZ消費したミミッキュに対してウルガマンダで強引に舞って押し切れることから甘えて出さないことが多かった。

●弱点
選出段階で見破れないトリックルームミミッキュにはかなり不利を強いられてしまう。トリルエースがクチートならカバルドンウルガモスで見る。アシレーヌオニシズクモなどは厳しいので、ギャラの枠をこれらに対抗できるように考える必要がある。

●雑感
立ち回りがシンプルでわかりやすく、個々のポケモン同士でシナジーが多くあり、全体を通して攻めっけの強い構築となり非常に気に入っている。
しかしいくつか課題が存在するので、それらをクリアした上でもう一度煮詰めたいと思える構築となった。



解説は以上です。



第2回真皇杯、第1回全国シングルFESTAに続いて本戦出場出来なかったことに悔しさしかないですが、残りのSM環境は色んな構築を使って楽しむことと、勝つべきときに全力で勝ちに行くことのバランスを考えながらポケモンを楽しんでいきたいと思っています。


では今回はこの辺で・。・

雨乞いラティアス+メガラグラージ

レート放送で使用していた構築。

ラティアス 流星群 サイコショック 雨乞い 癒しの願い 湿った岩 臆病 浮遊
ラグラージ 滝登り 地震 冷凍パンチ ステルスロック ラグラージナイト 意地っ張り 激流→すいすい
ポリゴン2 イカサマ 冷凍ビーム 10万ボルト 自己再生 進化の輝石 図太い トレース
テッカグヤ エアスラッシュ 身代り 宿り木の種 ボディパージ 残飯 控え目 ビーストブースト
ミミッキュ じゃれつく シャドークロー 影打ち 剣の舞 ゴーストZ 意地っ張り 化けの皮
霊獣ボルトロス 10万ボルト めざめるパワー氷 悪の波動 悪だくみ 電気Z 臆病 蓄電

雨下のメガラグラージが火力が低すぎるのでステルスロックを組み合わせたいと考えた。

しかしそうするとステロ要因+ニョロトノメガラグラージという並びが固定となってしまい、選出の自由度が下がってしまう。

そこでメガラグラージ自身がステロをまけばいいのではと思った。それに草技以外は1発は耐える耐久をしているので初手に置きやすい。

ステロをまく際に技を被弾してしまうので、それを解消するためにニョロトノではなく雨乞い+癒しの願いラティアスを採用した。

雨乞い+復活技を覚えるポケモンは他にもいるが、リザードンYに後出しできることを評価してラティアスに決定した。

ラティアスメガラグラージと出したときに3匹目は草耐性、クッション性能が欲しいと思ったのでテッカグヤを採用。

残りの3体はこれらに相性がいいポケモンを採用している。



所感としてはラティアスが2T動く間に相手が展開してしまってラグが逆に抜かれるという現象が多発してしまったので解散。

また草Zを持ちうるポケモンが多すぎてそのケアができないというのもある。

まあ発想は面白いと思ったので放送する用の構築としてはよかった。


短いですが解説は以上です。


(追伸)
http://shinnouhai.web.fc2.com/participate/010_last.html

http://shinnouhai.web.fc2.com/participate/011_honsen.html

真皇杯ラスチャレ、本戦の申請が始まっているので御参加いただけたら幸いです。

特にラスチャレは100人弱の内で権利が2人なので他の予選と違ってお得ですよ!

毒ゲッコウガ+メガガルーラ2

第3回真皇杯関西予選2
6-4落ち
第3回真皇杯東海予選
5-2抜け→ベスト32

ガルーラ 猫だまし 捨て身タックル 炎のパンチ 不意打ち ガルーラナイト 陽気 肝っ玉→親子愛
ガブリアス 逆鱗 地震 岩石封じ 剣の舞 気合の襷 陽気 鮫肌
クレセリア サイコキネシス 身代り 毒毒 月の光 ゴツゴツメット 図太い 浮遊
ミミッキュ じゃれつく シャドークロー 影打ち 剣の舞 妖精Z 意地っ張り 化けの皮
ゲッコウガ 波乗り 身代り 毒毒 守る ウイのみ 臆病 変幻自在
霊獣ボルトロス 10万ボルト めざめるパワー氷 悪の波動 悪だくみ 電気Z 臆病 蓄電

上からAS,AS,HB,AS,CS,CS

前回の構築(http://d.hatena.ne.jp/cloudia220/20170612/1497274154)の並びとコンセプトを変えずに、それ以外の部分をできるだけ変化させた。

解禁メガシンカに対応しつつ、持ち物や配分が捻りの無いまっすぐな型になっている。

特にゲッコウガに関してはカグヤ等に押していけるCSベースはとても強かった。しかしパルシェンの[+2]ロックブラストで乱数で実が発動せずに負けてしまったので調整した方がいいかもしれない。

またガブリアスを襷にしたことで全体的に低速となったので、何を温存して何を切るかをしっかり考えて立ち回る必要がある。プレイング難易度は上がったが構築の対応範囲も広くなったといえる。

今回の方がわかりやすい構築となったのでこちらを結論としてQRを添付する。

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-8057-4F51

真皇杯も残るはラスチャレのみなので、悔いが残らないように望みたいと思います。

短いですが今回はこのへんで。