第2回杜のヨウカン優勝構築「スイッチトリルオムスター」

第2回杜のヨウカン(対戦参加44名)に参加してきました。
結果は優勝、久しぶりにいい結果を出せて嬉しいです。

*杜のヨウカンの結果ページはこちら→
第2回 杜のヨウカン 総括 - 杜のヨウカン

使用構築は下記となります。

 

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サンダー ボルトチェンジ 熱風 光の壁 羽休め オボンのみ 図太い 静電気
オムスター ハイドロポンプ メテオビーム 殻を破る 身代わり パワフルハーブ 控え目 すいすい
ミミッキュ じゃれつく 影打ち トリックルーム 呪い ゴツゴツメット 呑気 化けの皮
エースバーン 火炎ボール 飛び膝蹴り 飛び跳ねる ギガインパクト 命の珠 陽気 リベロ
ナットレイ ジャイロボール ボディプレス 鉄壁 宿り木の種 残飯 呑気 鉄の棘
ガブリアス スケイルショット 地震 岩石封じ 剣の舞 気合の襷 陽気 鮫肌

真皇杯期間から使用し続けているオムスターを今回も使用するところから始めた。

オムスターの魅力として、メテオビームやダイストリーム、殻を破るなど複数の展開を使い分けれる所にある。特にメテオビームはサンダー環境である以上弱いわけはなく、メテオビームを半減してくる相手にダイストリームが刺さりやすいのも補完が優秀だ。

そしてオムスターを展開する方法としてトリックルームミミッキュが相性がよいと感じ、この2匹から構築を始めた。

*またミミッキュオムスターを高頻度で選出するというよりは、刺さる状況を見極めて出していく形なので『スイッチトリル』という名称にしている。

残りの面子については

オムスターが地面・格闘と対面したときの引き先としてHBサンダー
オムスターが選出しづらい相手に出すセカンドエースとしてエースバーン
(両方選出することもある)
・エースバーンがスカーフ水と対面したときの引き先としてナットレイ
・最後に電気の一貫を切れるアタッカーが必要に感じ、ガブリアス

とした。

以下個別解説。

 

1.サンダー オボンのみ 図太い

ボルトチェンジ 熱風 光の壁 羽休め

H197(252) B150(252)C145 D111(4) S120

HB

ステロ+182ウーラオス一撃の暗黒強打高乱数2耐え

197霊獣ランドロスの[命の珠]DMストーンエッジ高乱数耐え

ボルトチェンジから有利対面を作る、またDの低いオムスターのサポートとして光の壁を採用した。
ダイマックスを切らない駒なので、暴風よりも構築単位で重いナットレイ意識の熱風を採用、最後の枠は確定枠の羽休め。

これらによりギルガルドジバコイルに役割を持てるようになった。

 

2.オムスター パワフルハーブ 控え目

ハイドロポンプ メテオビーム 殻を破る 身代わり

H145 B145 C183(252) D91(4) S107(252)

CS

168エースバーンの[珠]DM飛び跳ねる+[珠]DM飛び膝蹴りをDM状態で確定耐え
DMハイドロポンプで155-96エースバーン(水が等倍の状態)を13/16で1発
DMハイドロポンプで215-136カバルドンを15/16で1発
[+3]メテオビーム+[+3]DMハイドロポンプで325-235ラッキーに285~337
(サンダーのボルチェン×2と合わせて確定)

DMせずにDMと打ち合えるパワーを出せるメテオビーム+パワフルハーブは確定。
次にサイクル構築に強くなれる殻を破るを選択。
そしてメジャーなポケモンに対して確定数が変わるため水技は波乗りではなくハイドロポンプを選択。

最後の枠は冷凍ビームが一般的だが、攻撃技は2つで完結しているため必要ないと感じた。そこで警戒されないと最強の技である身代わりを持たせた。

身代わりの使い所は多くあるが、ミミッキュ展開とのシナジーミミッキュの項目で記す。

 

3.ミミッキュ ゴツゴツメット 呑気

じゃれつく 影打ち トリックルーム 呪い

H162(252) A110 B145(252) D126(4) S90

HB

最遅

オムスターが展開前はS実数値が低いので、「トリックルームで先制で殴れる状況を作る→トリックルームが切れるタイミングでダイストリームでS上昇」という流れを目指して立ち回る。

しかし上記を常に実現するのはもちろん難しい、そこでオムスターの身代わりでターン調整を行うことで上記の実現率を大きく引き上げている。

主な身代わりの使い方として下記を例示する。

①[3T]ミミッキュ退場死に出しオムスター[4T]身代わり [5T]攻撃→トリル終
②雨、トリルのターンを枯らすダイウォールのタイミングで身代わり
③呪いの定数ダメを稼いでメテオビームやダイストリームの圏内に入れる。

もちろんいつどの技を打つかのタイミングはその試合ごとに違うので、それらを適切に選択する必要がある。

技構成は一般的なトリルミミッキュのもので、持ち物は被選出率が高いと思われるウーラオス意識でゴツゴツメットを持たせた。こちらはメンタルハーブも選択肢だろう。

 

4.エースバーン 命の珠 陽気

火炎ボール 飛び膝蹴り 飛び跳ねる ギガインパクト

H155 A168(252) B95 D96(4) S188(252)

AS

B224ドヒドイデに[珠]DMギガインパクトが82~

一般的な型のエースバーンだが、DMサンダーと打ち合うためにギガインパクトを採用している。選出したときは基本的にこちらをDMさせる。
選出頻度が高いので下手にいじらず汎用的なASとした。

 

5.ナットレイ 残飯 呑気

ジャイロボール ボディプレス 鉄壁 宿り木の種

H181(252) A114 B201(252) D137(4) S22

HB

最遅

ミラー意識の鉄壁ボディプレス型、ただ現状だとミラーが安定しないので呑気→腕白、ジャイロボール→種マシンガンにする方がよい。
ジャイロボールを切るとドラパルトやカイリューに打点がなくなるが、炎技を持ってる可能性が高いこれらには交代際に打つしか機会がなさそうなので宿り木でいいと思った。
この枠はカミツルギやゴリランダーでも試してみたい。

 

6.ガブリアス 気合の襷 陽気

スケイルショット 地震 岩石封じ 剣の舞

H183 A182(252) B115 D106(4) S169(252)

AS

一般的な型のガブリアス。技はステルスロックも候補だが、今回は殴れる駒としての採用だったのでアタッカー性能を高める剣の舞を採用した。

・サンダーのダイジェットに対して岩石封じで展開阻止する。

・鮫肌でウーラオスの襷を削る。

この2つの役割は意識して立ち回りたい。

 

解説は以上です。

 

杜のヨウカンの運営陣及び参加者の皆様、オンライン上で応援してくださった皆様、楽しいオフをありがとうございました。
次は関東のLiBornオフとなります、参加される方々はよろしくお願いします。

 

では今回はこの辺で。