もう使わないと思ったので自分なりのシャンデラ考察まとめ。
取り上げる型はこちら。
シャンデラ 拘り眼鏡 控えめ
オーバーヒート 火炎放射 シャドーボール 選択
H159(180) B110 C216(252) D110 S109(76)
H16n-1
Cぶっぱ
残りS
●被ダメ
200ヒードランの大地の力確定耐え
146ファイアローの鉢巻ブレイブバード15/16耐え(135〜160)
197メガルカリオの地震を15/16耐え(136〜160)
200ガブリアスの逆鱗を確定耐え
211根性ローブシンのはたきおとす11/16耐え
224マリルリの鉢巻アクアジェット14/16で1耐え
218霊獣ボルトロスの珠10万ボルト1耐え(132〜156)
ステロ+192メガルカリオの[+2]ラスターカノン12/16耐え
●与ダメ
227-150クレセリアを火炎放射で高乱数2(109〜130)
165-100霊獣ランドロスを火炎放射で確定1
167-170ギルガルドをシャドーボールで確定1
145-91メガルカリオをシャドーボールで確定1
207-101チョッキマリルリをシャドーボールで中〜高乱数2(97〜115)
207-136スイクンをシャドーボールで確定2
212-120ガルーラをオーバーヒートで中乱数1(198〜234)
191-116輝石ポリゴン2をオーバーヒート2連で確定2
147-91ゲッコウガをオーバーヒートで低乱数1(5/16)
167-110サザンドラにオーバーヒートが108〜127
選択技
寝言、悪の波動、エナジーボール、鬼火、めざ氷
ダウンロード対策や、BD奇数調整などもしたかったが余裕が無かった。
自分はXY環境においてシャンデラ、特に眼鏡型を高く評価しています。理由としては
①火力インフレ環境の6世代でも引けを取らないC
②すり抜けという強特性
③独特のタイプによる繰り出し性能の高さ
などが挙げられます。
①について
・・種族値もそうですが、オーバーヒートという技を覚えることが大きい点です。有利対面においての眼鏡オーバーヒートは交代先にも大きな負担を与えるので基本的に2回目のサイクルを許しません。
②について
・・すりぬけの強みは「特性への依存性が低いこと」「不意の事故に強いこと」の2つです。親子愛や〜スキンは火力増強に直接作用する特性なのでスキスワ等で崩されてしまいますし、トレースされたらとても厄介です、これらは特性への依存度が高いといえます。しかしすりぬけは火力に作用しているわけではないのでこれらとは反対に依存度が低いです。
また予想外の相手からの身代わりや壁という不意打ちに対して強いです。特に月光乱舞戦法にとって一番警戒すべき不意の身代わりの完璧な解答となります。
③について
・・格闘、ゴースト、炎、虫、草、ノーマル、氷、フェアリーなど多くのタイプを半減することができます。また特に重要なのは鬼火を受けれるという点です、なので高火力物理アタッカーとで強い並びを作ることができます。
もちろんこれら以外にも,小さくなる型の可能性を匂わせられる,ゴースト技の一貫性の強化なども理由としてあります。
このように色々な魅力があるシャンデラですが全体的にKPは低いです、理由としては環境トップのメジャーポケモンに弱いことが挙げられます。
ここで上の型のシャンデラがどのポケモンに対して対面有利不利かを列挙します。
対面有利(非トリル下)
メガヘラ(抜いてれば)
ガルド(抜いてれば)
アロー
ルカリオ
メガハッサム(抜いてれば)
ナットレイ
ビビヨン
エルフーン
ブシン(チョッキ以外)
クレセ
ボルトロス化身
ボルトロス霊獣(眼鏡以外)
サンダー
ニンフィア
グライオン(AS以外)
ラグラージ(アタッカーじゃない場合)
メガフシギバナ
ドラン(非眼鏡でSを抜いている,もしくは悪波動も大地もない場合)
ポイヒガッサ
対面不利
メガガルーラ
ガブリアス
クチート
ゲンガー
マリルリ
水ロトム
スイクン
バンギラス
バシャーモ(最近は叩き落とす所持がふつうなので)
これらから、シャンデラはメジャーなポケモンには弱いですが取り巻きのB〜Aランクあたりのポケモンに非常に強いといえます。なので選出したときには,シャンデラの苦手なポケモンは他でみるようにして,その取り巻きを上手くシャンデラで見るようにします。
また上を見たところ特定条件を除いた場合でしか強くない場合が多いですが、XYバトルは2割程は必然的に落としてしまうものだといえるので、これらの条件に該当した場合はその2割だと割り切って、残りを安定させるのがベストだと思っています。
また,シャンデラは半減可能なタイプも多いですが反面メジャーなタイプが抜群で入ることも多いです(特に地面タイプ)。XYの3強ともいえるガブガルーラゲンガーに不利対面をとられている理由がそれとなります。しかしSが逆転できていればガブゲンにはシャドボ,ガルーラにはオバヒが高い打点となるので強弱が逆転します(ガブは少し削っておく必要がある)。なのでシャンデラは「上を取っていれば強いポケモン,上を取られていれば弱いポケモン」といえます。
以上から眼鏡シャンデラを一番生かす戦法はトリックルームだと言えます。電磁波でもいいですが,電磁波だと一体倒しただけで死に出しででてきたポケモンに無償で倒されてしまいます(例えばメガクチートだったらこのような場合先制技で削ることもできる)。
●シャンデラと組み合わせる並び
基本的にN、悪、鋼、格闘と相性がいい,とりあえず思いついただけ列挙。
・ガルーラクレセ
一番よく使っている並び,ガルーラに飛んでくる格闘や,ガルーラが受けられる物理受けに対して繰り出せる。
ヒードランとの違いはガルドの聖剣に繰り出せることと,上述したように壁,身代わりなどに臆せず繰り出せること。コットンエルフーンやグライオン,オーロットも怖くない。しかしなんといっても眼鏡シャドーボールの一貫性が一番の差別点。
ただし悪タイプにひどく弱くなってしまうのでバンギラス,サザンドラ,キザン等には繰り出せないようになった。
・ポリ2
トリル要因とタイプ補完がしっかりできている。鉢巻ガブが一貫してるのに注意。
・クチート
クチートシャンデラの並びは割りと既知かもしれない。クチートがみがわり系統に弱いのを上手く補完できている。しかし地面の一貫が激しいのが課題なので浮いてるポケモンを上手く温存しながら立ち回る必要がある。
・ヘラクロス
クチートと同様悪の一貫を切れて,かつ地面の一貫も切れる。しかし竜の一貫があるためガブリアスに弱め。
ヘラクレセシャンデラという並びも面白そうだと思ったが,ゲンガーガルドガブなど苦手な相手が増えてしまう気がしたので試してはいない。
メガだけでなく最近はゲンがーメタのチョッキも増えてるためそれも視野だろう。
・メガギャラドス
ギャラクレセクチート+炎という並びはよくある。エンテイなどがよく入るがシャンデラを入れても面白いかもしれない。
・(メガ)バンギラス
水,地面,竜など色々一貫してしまうが無しではない?
ただ6世代のメガ進化しないバンギがあまり信用できないので必然的にメガになるかも。
スカーフサザン+シャンデラ+メガ鋼とかは昔考えてたがパワー不足に悩まされそうな気がする。
考察は以上になります。
一応シーズン2,シーズン5で勝率7割ほどでレーティング4位までいくことができたので,ポテンシャルはそれなりにあると思っています。
これを機に使ってみてはいかがでしょうか。
では今回はこのへんで・。・