弱点保険マリルリ

8月のオフはいくつか出ていたが、いい構築が出来ず結果が振るわなかった。

そこで今回は構築の代わりに手ごたえのあった型を1つ紹介する。

マリルリ 弱点保険 慎重(力持ち)
滝登り じゃれつく アクアジェット 滅びの歌
H207(252) A102(252) B100 D111(4) S70
177化身ボルトロスの10万ボルト〜194
127ジャローダリーフストーム 〜200
191メガゲンガーのヘドロ爆弾最高乱数以外耐え
155ゲッコウガの草結び+177メガガルーラの猫だまし耐え

[+2]じゃれつく+アクアジェットで184-132ボルトロスオボン込み確定
[+2]滝登りで149-126メガゲンガーを14/16で1発

〜経緯〜
ウルガモスの増加からマリルリが強いと考えたが、KP上位であるボルトロスやゲンガーに不利対面を取ることが課題であった。

そこでDに努力値を割き弱点保険を持たせることで、本来不利対面の相手を初見殺しできるようにした。

対ゲンガーは鬼火を打たれたら辛いが、カバルドン意識のラムがとても有名なので基本的には打たれない。

またボルトゲンガーに加えてガブリアスや、ウルガバシャなどの炎タイプに強いことから、ガルーラ、ゴツメスイクンを除く対面構築の駒に強い型になることができた。

さらにこの型の一番気に入ってる点は対ボルトゴーリピクシーである。

初手マリルリボルトが対面したときに相手は高い確率で威張るではなく10万ボルトを選択する、これによって威張るによる運負けを抑制しつつ、ボルトロスの処理→滅びによる展開阻止という有利展開に持ち込むことが出来る。


〜課題〜
この型の最大の欠点は「初手出ししないと活躍しづらいが、メガガルーラに不利を取るポケモン」なことである。

受けだしできない上に仮想敵が初手に出てきやすいことから基本は初手に置きたい。しかしガル―ラが相手の6匹の中にいた場合、初手対面時のケアを後ろでする必要がある(受けれるポケモンだけでなく、対面有利をとれるポケモンも用意しないと厳しい)。

だが言うまでも無いが、メガガルーラに安定して後出しできるポケモンは非常に少なく、これだけで選出が不安定になってしまう。

ガルーラではなくゲンガーを誘導するようガルクレセと組ませていたこともあったが、やはりガル―ラはそれなりに選出され、とても不利な試合展開となってしまった。


以上の理由から上手くこの型を軸に構築を組むことが出来なかった。しかしマリルリというポケモンは独特の性能を持っているのでこれからも考察していきたい。


では今回はこの辺で・。・