第6回MASTERSオフ(45名) 6-2→3位
久しぶりに上位に入れて嬉しかったですが、優勝を逃してしまった悔しさも大きいです。。
以下解説
カバルドン | 地震 | あくび | 吹き飛ばし | ステルスロック | バンジのみ | 慎重 | 砂起こし |
ギャラドス | 噛み砕く | 地震 | 氷の牙 | 龍の舞 | ギャラドスナイト | 陽気 | 威嚇→型破り |
アーゴヨン | ヘドロウェーブ | 火炎放射 | めざめるパワー氷 | 悪巧み | マゴのみ | 図太い | ビーストブースト |
オニゴーリ | 凍える風 | 怒りの前歯 | 挑発 | まきびし | 気合の襷 | 臆病 | 精神力 |
カミツルギ | リーフブレード | 叩き落とす | 恩返し | 剣の舞 | オボンのみ | 陽気 | ビーストブースト |
ミミッキュ | じゃれつく | 影うち | 剣の舞 | 呪い | ミミッキュZ | 意地っ張り | 化けの皮 |
選出誘導を利用する戦術の一つとして「展開の仕方が選出時に読まれやすい並びで全く異なる展開をすることで、相手の想定したシナリオを崩す」ことが挙げられる。
例えば化身ボルトロス+オニゴーリの並びを見たら選出段階で「先発に電磁波を撒き退場→オニゴーリ死に出し」というシナリオが思い浮かぶので、先発ボルトに有利なポケモン→後発オニゴーリに有利なポケモン、という選出をされやすい。そのような「選出時に想定されやすい繰り出し順番からずらした順番の選出をすること」だけでも大きなアドバンテージになることがある。
今回この手法の一つとしてオニゴーリを初手に出す構築を組んだ。ただ、オニゴーリを選択したのは展開の仕方が読まれやすく、かつ選出誘導力が非常に高いという理由であり、私個人はムラっけによる確実性の低い戦術はあまり使いたくはなかった。
そのときオニゴーリが起点作りとして優秀な以下の4つの技を覚えることに気づき、この技構成で採用することに決定した。
①凍える風(≒岩石封じ)
②挑発
③まきびし(≒ステルスロック)
④怒りの前歯
*また上記を覚えて最もSと選出誘導力が高いのがオニゴーリ、その他はニドクイン、ビーダル、クチートetc..など
起点作りのオニゴーリに加えて、積みエースはミミッキュに隙を見せないようにメガギャラドスとHBアーゴヨンを選択した。
残り3体は当日よさげなものをボックスから選んだので特筆はしないが、明確な電磁波撒きを用意できず前述が論理破綻してしまったのが反省点。
以下個別解説。
1.カバルドン バンジのみ 慎重
地震 あくび ステルスロック 吹き飛ばし
H215(252) A132 B139(4) D136(252) S67
HDぶっぱ
初手オニゴーリがニトロチャージ持ちに弱いので、それらがいたときに初手に出したい。
ただ浮いてる挑発持ちが相手にいるときは選出択になってしまう。
2.ギャラドス ギャラドスナイト 陽気
噛み砕く 地震 氷の牙 竜の舞
H171(4) A207(252) B129 D150 S146(252)
ASぶっぱ
ミミッキュに対抗できるようメガボーマンダではなくメガギャラドスを採用。
技構成はメガメタグロス、ゲッコウガ、メガボーマンダに隙を見せないようにテンプレ3つを選択。滝登りを切るとメガミミロップがしんどいがメガメタグロスに隙を見せるわけにはいかないので仕方なし。
これでもかなり固いミミッキュには[+1]噛み砕く+まきびしを耐えられてしまうのがとても残念。
またギャラドスよりアーゴヨンの方が通りがいいときはメガせずに皮だけ剥ぐ→裏のアーゴヨンで展開、という選択肢も考慮に入れる。
3.アーゴヨン マゴのみ 図太い
ヘドロウェーブ 火炎放射 めざめるパワー氷 悪だくみ
H180(252) B129(196) C147 D93 S149(60)
準速ミミッキュ抜き
H4n
残りB
166霊獣ランドロスの地震耐え
156ミミッキュのぽかぼかフレンドタイム耐え
椛(@momizi_poke)さんから案を頂いたHBアーゴヨン、場持ちがとてもよく非常に使いやすかった。
ミミッキュに有利対面な駒をメガギャラドス以外に用意することで立ち回りに余裕ができる。
当日刺さりがよく、よく3タテを決めてくれたMVP。素晴らしい案をありがとうございます!!!
4.オニゴーリ 気合の襷 臆病
凍える風 怒りの前歯 挑発 まきびし
H155 B100 C124(188) D109(68) S145(252)
170ゲッコウガの熱湯+水手裏剣4発耐え
凍える風で131-125ミミッキュの身代わり確定破壊
最速
構築の軸、初手に低〜中火力のポケモンが来た場合相手は呪い持ちや連続技持ちに交代してくることが多く、その隙に役割遂行することが可能。
精神力によって怯み技に対して確実に動けるのが起点作り役として優秀だった。
5.カミツルギ オボンのみ 陽気
リーフブレード 叩き落とす 恩返し 剣の舞
H166(252) A202(4) B151 D51 S177(252)
HSぶっぱ
153-99メガリザードンYを[+2]恩返しで確定
216メガメタグロスの[固い爪]アームハンマー15/16耐え→からのバレットパンチ耐え
200キノガッサの[テクニシャン]マッハパンチが90〜108
削れたメガメタグロスを確実に起点にしたかったので、以前考えていたカミツルギの型を採用。ミミッキュに強引に後出しができなくもない。
キノガッサについては剣舞されると意味がないのであまり依存しないようにしたい。
6.ミミッキュ ミミッキュZ 意地っ張り
じゃれつく 影うち 剣の舞 呪い
H149(148) A143(156) B125(196) D126(4) S117(4)
233メガバシャーモのフレアドライブ15/16耐え
よくいるABミミッキュ、ジャラランガ入りやバトン展開、オニゴーリ入りなどに出す。
●選出
カバルドン〇〇
ギャラドス〇〇〇〇〇〇〇〇〇
アーゴヨン〇〇〇〇〇〇〇
オニゴーリ〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
カミツルギ〇〇
ミミッキュ〇〇〇〇〇〇
オニゴーリは全部初手で出した。
●雑感
テッカグヤが現時点ではきつすぎるのでカミツルギ→霊獣ボルトロスなどがよいだろう。
解説は以上です。
次以降のオフでは優勝できるよう精一杯頑張りたいです。
MASTERSオフ運営の方々、楽しいオフをありがとうございました!
短いですが今回はこの辺で。
終