第2回あめおふ!で☆どなさんに提供した構築を改良したものであり、また自分が第3期レーティング、第二回関西シングルFESTA、第2回ゆいおふ!で使用した構築です。結果は
第2回あめおふ(64名)(使用者☆どな)
6-1 ☆どなブロック1位抜け→ベスト8
第3期レーティング
最高1983(当時4位)
基本は1900前後をうろうろ
第2回関西シングルFESTA(71名)
4-4 水ブロック4位→予選落ち
第2回ゆいおふ!(53名)
5-1 ダカーポブロック1位通過→ベスト16
でした、自分より☆どなさんの方がいい結果なのはまあそういうことです()
追記:3/29 第6回MASTERS(22名) 優勝
それでは解説に入っていきます。
クレセリア | サイコキネシス | 毒々 | トリックルーム | 三日月の舞 | ゴツゴツメット | 図太い | 浮遊 |
ガルーラ | 猫だまし | 捨て身タックル | 地震 | 冷凍パンチ | ガルーラナイト | 意地っ張り | 肝っ玉→親子愛 |
シャンデラ | オーバーヒート | 火炎放射 | シャドーボール | 悪の波動 | 拘り眼鏡 | 控えめ | すり抜け |
マリルリ | じゃれつく | 滝登り | アクアジェット | 腹太鼓 | オボンのみ | 意地っ張り | 力持ち |
ルカリオ | インファイト | アイアンテール | 神速 | 剣の舞 | ルカリオナイト | 陽気 | 正義の心→適応力 |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | ストーンエッジ | 炎の牙 | 拘り鉢巻 | 陽気 | 鮫肌 |
また構築を作成するにあったって以下の記事を参考にさせていただきました、ありがとうございます!!
・起きたら夕方「クレセガルーラマリルリ」→http://d.hatena.ne.jp/yoyuu77/20140122/1390414723
今回は現環境で一番流行しており、かつ一番の脅威とされるメガガルーラ+三日月の舞クレセリアを軸に構築を組みました。この戦法は各々の単体性能が高いことだけでなく、タイプ補完が優れていることや、三日月の舞の退場際に身代わりを張られるという一番の弱点をメガガルーラの特性が完璧に補完できていることなどの強力なシナジーがあることが強みです。
次にメガガルーラ+クレセリアの並びに加える基本選出の3匹目を考えます。
・ハッサムorナットレイ(ガルーラに炎技を搭載するスペースがないので)
・ゴツゴツメットor鮫肌持ちの物理受け
・壁構築
・コットンエルフーン
・ゴーストタイプ
etc..
です、これらの弱点を補完することができ、かつガルーラと同様三日月の舞の弱点である身代わり、もしくはそれに起因したハメ戦法に強いポケモンがベストです。
これらを総合して考えたところ3匹目はシャンデラに行き着きました。
シャンデラは炎ゴーストという優秀なタイプを持っているだけでなく、6世代で得た新特性「すりぬけ」によりこれらを完全に補完することができます。そして持ち前のCを生かすためにシャンデラに眼鏡を持たせたいこと、全体として中速で固まっていることからクレセリアにトリックルームを採用しました。
この3体を基本選出として残りの面子を考えていきます。
この時点で一貫する弱点として
・水、電気、悪、竜タイプ
・受けループもしくはそれに近いサイクル構築
などが挙げられます、特にクレセシャンデラという並びが悪タイプを激しく呼ぶのでそれらに耐性のあるポケモンは必須です。
これらから次に採用されたのはマリルリです。水、竜、悪の一環を遮断できる上にトリル下で優秀なアタッカーとなり、かつ腹太鼓という受け系統の構築を死滅させられる積み技を兼ね備えています。シャンデラと同様格闘技を半減以下にできることからガルーラクレセマリルリという選出もしやすいです。
しかしマリルリだけでは受けループ対策としては不十分です、ナットレイやフシギバナがいた時点で全抜き阻止されてしまいます。もう一匹受けループに圧倒的に強いポケモンが必要だと感じました。
以上から次に採用されたのはメガルカリオです。適応力による圧倒的高火力と剣の舞によって受けループを崩壊させることができ、そしてサブウェポンにアイアンテールを搭載することでフシギバナやグライオン、クレセリアにも強気に選出することができます。また、正義の心という優秀な特性のおかげで相手は悪技をうつもしくは悪技で拘ることを躊躇してくれるのでシャンデラを出したときに動かしやすくなります。
そして基本選出が苦手な悪タイプ(バンギ、サザン、メガギャラ)+マリルリに強い高耐久鋼(ナット、ハッサム)の並びに対する解答となる点から非常にこの枠に適していると言えます。
そして最後の枠として、これまで電気の一環が激しい、若干低種族値で固まってる、低速が多い、ギルガルドがとても重いという点などから最後に補完としてガブリアスを採用しました。6世代ではガブリアスを積極的に採用するべきと考えているので最後に補完として入ってきてとても綺麗にまとまったと思います。
以上のように6匹が確定、以下個別解説です。
1.ガルーラ(Sweet*Duet) ガルーラナイト 意地っ張り
猫だまし 捨身タックル 地震 冷凍パンチ
通常:H207(212) A161(252) B106(44) D100 S110
メガ:H207(212) A194(252) B126(44) D120 S120
H16n-1
Aぶっぱ
残りB
182ガブリアスの鉢巻逆鱗+鮫肌ダメ一回確定耐え
177ボルトロスの珠きあいだま確定耐え
183-116ガブリアスを冷凍パンチの一発目で確定1
204-101マリルリに親子愛猫だましが64〜78
215-187カバルドンを親子愛冷パン+親子愛捨て身タックルで56.46%で確定(氷の確率も含めれば65%程で突破可能)
ゴツメダメ×4+砂ダメ×2+捨て身反動ダメ確定耐え
215-138カバルドンを親子愛冷パン+親子愛捨て身タックルでオボン込み高乱数2
トリックルームを生かすためにSを捨てて耐久に割いたメガガルーラ。技はまず最強の対面性能を誇る猫捨て身は確定(猫を切ってる場合もあるが今回は猫は必要、理由は後述)、次に補完として優秀な地震、最後の枠はシャンデラがガブにとても隙を見せるポケモンなのでガブに強くでれる冷凍パンチを採用しました。冷パンを採用することで初手のガブリアス対面でいじっぱ鉢巻以外のすべてのガブに勝つことができます。
通常特性は肝っ玉、この構築はゲンガーがとても初手に来やすいので、あえてメガ進化をせず肝っ玉を生かしてゲンガーを処理していく立ち回りがとても多かったです。
Sを準速ガッサ抜きまで振った方がいいとも思いましたが、初手対面のガッサは基本的に引くかマッパを打ってきて、トリル下でのガッサはガルーラ側がトリル下で後攻だと思ってるので胞子を打ってくることがほとんどです。なのでSはこれで困ったことは基本的になかったです。
また構築が初手のゴツメカバルドンがかなり重いですが、HBカバルドンは上記のようにかなり確率的に甘えた処理をしています。HDオボンなら高い確率で突破することが可能です。
2.シャンデラ(AllFiction) 拘り眼鏡 控えめ
オーバーヒート 火炎放射 シャドーボール 悪の波動
H159(188) B110 C216(252) D110 S109(68)
H16n-1
Cぶっぱ
残りS
200ヒードランの大地の力確定耐え
146ファイアローの鉢巻ブレイブバード最高乱数以外耐え(135〜160)
197メガルカリオの地震を最高乱数以外耐え(136〜160)
200ガブリアスの逆鱗を確定耐え
224マリルリの鉢巻アクアジェット14/16で1耐え
218霊獣ボルトロスの珠10万ボルト1耐え(132〜156)
227-150クレセリアを火炎放射で高乱数2(109〜130)
212-120ガルーラをオーバーヒートで中乱数1(198〜234)
183-105ガブリアスをクレセリアのサイコキネシス+シャドーボールで確定
165-100霊獣ランドロスを火炎放射で確定1
191-116輝石ポリゴン2をオーバーヒート2連で確定2
181-120メガガルーラに悪の波動が82〜97
フシギバナやメガハッサム、メガヘラクロスと非トリル下で対面したときのことを考えSに少し割きました。タイプ耐性が優秀なので高火力虫技や格闘、ノーマル技に無理やり後出しすることも多いです、一貫性の高いフェアリーの一環を切れるのも非常に美味しい。
初手のメガヘラクロスガルーラ対面などでは猫だましによって相手の耐久をチェックした後にシャンデラを後出しします。被ダメが少ないようであれば耐久に割いておりSは低いという一見不安な読みですが、今のところは猫捨て身を耐えそうなメガヘラがシャンデラを抜いていたことはないです、同様にガルーラ対面でロックブラストを打たれたこともまだありません。しかし最近ヘラクロスのKPが増加傾向にあるのでSを110〜くらいまで上げたメガヘラもそのうち出てきそうではあります。
技は高火力意識のオーバーヒート、連射することを考えて火炎放射と一貫性の高いシャドーボール、最後の枠はかなり迷いましたが地雷要素として悪の波動を採用しました。
クレセリアとの対面で裏にガルーラとヒードランがいた場合に安定行動となります。めざ氷やエナジーボールを採用していたこともあったのですが一貫性の少なさから使用機会はほとんどなかったです、悪の波動も使用頻度は低かったですがレートで数回打ち、それによって勝てた試合もありました。
基本はトリル下で放射やシャドボを連射するのですが交代先にオバヒを打って相手のサイクルを崩壊させる動きが非常に強かったです。指標としてCSサザンドラがオーバーヒート+ガルーラの猫だましで確定で落ちます。
3.クレセリア(curesunny*) ゴツゴツメット 図太い
サイコキネシス 毒毒 トリックルーム 三日月の舞
H227(252) B189(252) C95 D150 S106(4)
HBぶっぱ
ミラー意識で残りS
サイコキネシスが
204-100マリルリに49〜58
183-105ガブリアスに46〜55
追加効果によるD[-1]によって153-90ファイアローが確定2
トリル要因として採用、不利対面のときに後出しするクッションとなる。また構築の中でクレセリアしか地面の一貫を切れていないのも意識すべき点です。
技は軸となるトリル三日月の舞は確定で、削り意識でタイプ一致のサイコキネシスを採用、最後の枠はミラーが頻発することやポリ2へ若干薄いことから毒毒を採用しました。毒毒やゴツメといった定数ダメージは低火力であるクレセリアと非常に相性がよかった印象を受けました。
また毒毒はガルーラの猫だましと非常に相性がよく、疑似的などくまもによる削りがとても強かったです。積みアタッカーなども毒ダメ(2〜3ターン)+ゴツメダメ+猫だましなどによって強引に持っていく立ち回りも多く、構築の中でガルーラの猫だましは必須だと感じました。
上記の例としてクレセリアはマリルリの腹太鼓の起点になりますが、HPが削られてる場合でも以下の2パターンのフローで処理できます
*マリルリは204-101-101を想定
①確率90%(毒毒を命中させる確率)
1Tクレセ毒毒 マリルリ太鼓
HP推移 204→102(太鼓)→153(オボン)→141(毒)
2Tマリルリアクジェ クレセ瀕死→死にだしガルーラ
HP推移 141→107(ゴツメ)→83(毒)
3Tガルーラ猫だまし マリルリ怯み→瀕死
HP推移 83→19(猫だまし被ダメ)→0(毒ダメ)
②確率90.65%(キネシスと猫だましの与ダメの確率)
1Tクレセサイキネ マリルリ太鼓
HP推移 204→146~155(サイキネ被ダメ)→44~53(太鼓)→95~104(オボン)
2Tマリルリアクジェ クレセ瀕死→死にだしガルーラ
HP推移 95~104→61~70(ゴツメ)
3Tガルーラ猫だまし マリルリ瀕死
HP推移 61~70→0~6(猫だまし被ダメ)
確率的にはほとんど変わりませんが、一応参考として両方載せておきます。
またクレセミラーで相手が先制電磁波してこちらが麻痺し、毒を入れられず相手が引くといった事態が少なからずあったので端数の4はSに振りました。これによりSを無振りクレセと同速程度に振った甘えたメガヘラクロス等に先制できます。
またクレセリアの前でつっぱるファイアローは大体挑発を打ってくるのでこちらもキネシスでつっぱります。相手は鬼火や剣の舞をはさみつつ羽休めをし続けるのでかなりの攻撃の試行回数を稼げ、いずれ追加効果を引き悪くない確率で突破できます。
4.マリルリ(strike*witch) オボンのみ 意地っ張り
じゃれつく 滝登り アクアジェット 腹太鼓
H204(228) A112(252) B101(4) D102(12) S72(12)
H4n調整
Aぶっぱ
ダウンロード意識でB